Glenfiddich -グレンフィディック12年-世界中で一番呑まれているシングルモルト。
今回はスコッチ、しかもシングルモルトです。
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シングルモルトって?簡単に言えば、大麦麦芽(モルト)だけを原料にしたウィスキー。
シングルモルトには大きく分けて4つの地域に分けられます。
ハイランド、ローランド、アイラ(アイレイ)、キャンベルタウンです。
ハイランドの中でも6地域に分かれます。
今回のグレンフィディックはハイランド・スペイサイドという地域になります。
ブレンデッド・ウィスキーはこのシングルモルトウィスキーにグレーンウィスキー(トウモロコシ約8割に大麦麦芽約2割を混ぜて連続式蒸留機で蒸留したもの。)をブレンドしたもの。
グランツという美味しいブレンデッドウイスキーがあるが、これはグレンフィディックにグレーンをブレンドしたもの。
グレンフィディックもグランツも創業者は同じウイリアム・グラント。
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歴史創業者のウイリアム・グラント(1839年~1887年)は、20年間モートラック蒸留所でノウハウを学ぶ。
48歳で独立。
1887年初頭、カーデュー蒸留所(スペイサイド地区)の古い蒸留所を120ポンドで購入し、家族の献身的な協力の元、その年のクリスマスの朝、最初の1滴がこの世に誕生しました。
ことしのクリスマスにはキリストと同じ誕生日のこのお酒などどうですか?
グレンフィディック=鹿の谷の名前は、蒸留所がフィディック川の谷にあるところから。
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味の特徴世界で一番呑まれていると最初に書きましたが、その秘密はなんといっても、その味わいからくるものでしょう。
さわやかなキレがあり、なめらかなコクがある。
仕込みの水はロビー・デューという泉から。
強い個性が売りのシングルモルトの中にあって、スムース&マイルドなテイストが広く一般に受け入れられたのでしょう。
ちなみにグレンフィディック15年ソレラリザーブは1998年に発売され、シェリーの製法であるソレラ・システムを採用してます。
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