
製作年: 2008年
製作国: 日本
配給: アスミック・エース
スタッフ
監督: 英勉
プロデューサー: 山田雅子
脚本: 鈴木おさむ
ビジュアル・ディレクター: 飯田かずな
キャスト
谷原章介
塚地武雅
北川景子
佐田真由美
大島美幸
ブラザー・トム
温水洋一
池内博之
本上まなみ
他
- オフィシャルサイト -・・・・・・・・・・・・・・
「あらすじ」定食屋を営む大木琢郎(塚地武雅)は優しくて料理上手にもかかわらず、ブサイクでメタボリックな体型が災いし、33年間彼女がいない。
ある日、紳士服店を訪れた彼は店長から1着のスーツを勧められる。
言われるままに袖を通してみると、琢郎は顔も体型も見違えるようなハンサム男・光山杏仁(谷原章介)に変身していた。
これを着て街を歩けば、女性にはモテモテ、モデルにスカウトされて瞬く間に大人気と、幸せな人生を手に入れた様に思えたが……。
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映画にも出演している大島美幸 さんの夫、鈴木おさむ氏による小説の映画化。
最初、夏ごろに知り合いの人からチラシ(上のモノ)をいただいたときは、あまり興味ありませんでした。
何回かチラシに目をやって思いました。
「なんで今時『イケメン』でなく『ハンサム』なんだろ?」
最近あまり使わなくなった「ハンサム」という言葉を使っているあたりにセンスを感じ始めました。
「イケメン」と「ハンサム」の定義については人それぞれでしょうが、
オフィシャルサイトで鈴木おさむ氏が語っていますので見てください。
ある日、近くの「洋服の青山」でカジュアルのシャツを購入。
レジに例のチラシと割引券が沢山ありました。
店員の女の子が、
「よかったらどうぞ」
と、言ってくれました。
「ホントにあればいいのにね・・・」
と言うと、
「ありますよ。ハンサムスーツ」
一瞬驚きましたが、映画とタイアップしているので「ハンサムスーツ」という商品があり、販売しているようです。
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というようなこともあり、この映画がだんだん気になってくる。
で、見に行ってきました。
感想から言えば、
「非常に面白かった!!」こういうと、コメディー映画だから、ただ面白いだけと思われるかもしれませんが、「ジーン」と泣けもします。
「本当にモテるってどういうことだろう?」ということも問いかけてきます。
登場するヒロイン(美人)が、ハンサム姿の主人公にナンパされて言います。
「私があなたを見ただけで好きになったら嬉しいですか?」確かに、初対面で相手のことを知らずに顔だけで判断しても・・・・
「初めて観たときから好きでした」的なことを相手の女性に言って、自分で内心「カッコイイ」と思っている男性を見て、滑稽だな、とは常々思っていました。
最近、カワイイだけで中身の無いタレントが・・・・・顔が良いというのは、本人の努力ではありません。
この映画を観ていて、主人公もですが、橋野本江(はしのもとえ)役の大島美幸(森三中)さんが非常にカワイイ女性を演じていました。
この映画を観た人は、必ず彼女に好感を持つでしょう。
少なくとも、鈴木氏は女性の中の「美しさ」を「容姿」とは別物と認識しているのでしょう。
これで、氏が「絶世の美女」の夫だとしたら、まったく説得力ありません。
けして大島美幸さんがブスという訳ではありません。
今回、映画を観て、好きな女性タレントさんにランクインです。
「容姿」の「流行」というのは時代で変化するのでしょうが、自分で培う「優しさ」「明るさ」などは、いつの世でも尊ばれるべきのものだと語りかけているようでした。
氏の著書「ブスの瞳に恋してる」の男バージョンとでもいうような、心温まる映画でした。
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ハンサム役の谷原章介氏。
ハンサムなのに、体当たりの三枚目。
あまり谷原氏のことは知らないのですが、ハンサムなのにオモシロイっていうのは卑怯!
でも、オモシロかったので・・・良し。
後、勝手な意見ですが、この映画に出ている人は、この映画に出ているってことが楽しくてしかたなかったのでは?と、思えるぐらいのノリの良さを感じました。
オチが判っていても、また観たくなる映画です。
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自分は「イケてると思っているのに、なぜ?」
とか、
自分は「ブサイクで良い事が無い!」
って思っている人は是非観て欲しいです。
僕のような、「ブサイクで心も醜い男」でもガンバって心だけでもハンサムになろうと思いました。
マスターの評価。
★★★★☆四つ。
私も青山のCM見る度に映画見たいなぁと思ってました。
谷原さん、爽やかでカッコイイもんなぁ~
【2008/11/07 09:32】
URL | T-chan #- [
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僕が谷原さんみたいだとよかったのにね・・・
【2008/11/07 12:52】
URL | マスター #JVj0pP5U [
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