
・・・・・・・・・・・・・・・・・
スタッフ
監督:クリストファー・ノーラン
キャラクター創造:ボブ・ケイン
原案:クリストファー・ノーラン、デヴィッド・S・ゴイヤー
脚本:ジョナサン・ノーラン、クリストファー・ノーラン
撮影:ウォーリー・フィスター
音楽:ハンス・ジマー、ジェームズ・ニュートン・ハワード
キャスト
ブルース・ウェイン/バットマン:クリスチャン・ベール
ジョーカー:ヒース・レジャー
ハービー・デント/トゥーフェイス:アーロン・エッカート
レイチェル・ドーズ:マギー・ギレンホール
アルフレッド・ペニーワース:マイケル・ケイン
・・・・・・・・・・・・・・・
あらすじ
前作の終盤に現れた「ジョーカー」なる悪党。
殺人にまったく抵抗のない男である。
部下でさえ簡単に殺してしまう。
バットマンは「光の騎士」として尊敬される正義漢の検事ハービー・デントと共にゴッサムを平和な街にすべく奮闘する。
ジョーカーはマフィアに接触し、彼らの持つ全資金の半分と引換えにバットマンの殺害を提案する。
だがジョーカーの本当の狙いは金ではなく、街に恐怖と混沌をもたらす事、そして正義漢のデントを悪の道に陥れる事だった…。
人を不幸に突き落とし嘲笑うことに喜びを感じる狂気の男ジョーカー。
検事のハービーはジョーカーの罠によりトゥーフェイスへと変貌する・・・・
バットマンは「ダーク・ナイト(闇の騎士)」として立ち上がる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ヒース・レジャーとコンウェイ・ウィックリフに捧ぐ」
このテロップが流れる。
本作の完成を待たずに急逝したジョーカーを演じたヒース・レジャー、撮影中に亡くなった特殊効果技師のコンウェイ・ウィックリフに捧げた映画である。
・・・・・・・・・・・・・・
かなりヘビーな映画であった。
アメコミのイメージの「陽性の勧善懲悪」と思ったら大間違い。
1986年に「バットマン:ダークナイト・リターンズ」としてフランク・ミラー原作・作画によるコミックが発売された。
2001年には続編の『バットマン:ダークナイト・ストライクス・アゲイン』が出版。
それらはバットマンを引退してから10年後の話である。
ヒーローの最後を描いたこの作品は、ヒーローの苦悩の描写、ハードボイルドなストーリーにより、大人の観賞に耐えうるレベルにまで高め、大ヒットを記録した。
そう、すでにアメコミ自体が、多くの日本人の思っているモノとは違っているのだ。
ストーリー設定はジョーカーの登場なので、時系列で言えば「バットマン ビギンズ 2005年」と「バットマン 1989年」の間のストーリーとなる。
「スター・ウォーズ」シリーズのような、時系列が前後した現象となっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
トゥー・フェイス「バットマン・フォーエヴァー1995年」に出てきた「トゥーフェイス」。
トミー・リー・ジョーンズの好演で、好きなキャラクターだった。
原作では、法廷でマフィアのボス、サル・マローニに硫酸を浴びせられ、顔の左半分と、左手に大きな損傷を受ける。
それを契機に狂気に走り、トゥーフェイスと名乗るようになった。
それまでは今回の映画にもあるように、バットマンに理解をしめす正義の人であった。
「バットマン 1989年」では、新任の地方検事補ハーヴェイ・デントが登場するという伏線もあった。
ただ、「バットマン・フォーエヴァー1995年」で、原作と同じように硫酸をかけられてトゥーフェイスとなるくだりがあるのでバラドックスが生じている。
ひょっとしたら、過去の作品は無視して、シリーズを続けていくのだろうか?

↑こんなポスターや壁紙がダウンロード出来る
「ダークナイト公式サイト」なかなかゲームが難しい
「ジョーカーが運営しているというサイト」
あら、これそっちでももう公開なのれすね。
見た友達がヒース・レジャーの演技がまさに神懸り的だったとか・・・見に行こうと思っていたのですが、今日のを読んだら、なんかシリーズ全然見た事無い私は行かない方がよさそうね・・・フッ(笑)
【2008/08/19 13:29】
URL | ドリアン #- [
編集 ]
普通のヒーロー物じゃないです。今までのシリーズの世界観とは違うので見てもいいと思いますよ。
ただ、ちょっとヘビーなテンションで長時間です。
【2008/08/19 20:59】
URL | マスター #JVj0pP5U [
編集 ]
トラックバックURL
→http://cheerdown.blog7.fc2.com/tb.php/504-c96e1a49
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)