
↑は先日映画に行ったときに貰って帰ったチラシである。
この映画に行くかは、いまのところ不明。
映画の公式サイト。
「じゃあ、何?」ってことなんすが、このチラシみて久しぶりに原作のコミックを読んだって話。
非常に人気の高い漫画だったので、僕が取り扱う必要はないと思ってました。
(2008/06/23「
Tレックス・グレイト・ヒッツ」で少し触れているのだけど)
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浦沢直樹氏原作の「20世紀少年」は全22巻と「21世紀少年」上下巻で完結となる。
浦沢直樹氏の他の作品は、「YAWARA!」、「MASTERキートン」、「MONSTER」、「PLUTO」など。
谷亮子の「ヤワラちゃん」のニックネームは「YAWARA!」から。
「PLUTO」は原作は手塚治虫氏の「鉄腕アトム」の「地上最大のロボット」のリメイク。
どれも一世を風靡したコミックだ。
今年の夏に出るボックスセット。物語でキーワードにもなる空き缶に入っている。
「本格科学冒険漫画 」とサブタイトルが付けられているように、昭和30年代、40年代の頃に子供だった人には上出来のサスペンス。
一気読みお勧めの作品。
物語は1959年~2018年の近未来までのお話。
結構ドキドキして読めた。
で、ビックリしたのは「ある巻(ネタバレになるので)」で、あるメモがキーワードになる。
・・・・・購入予定の人はここ読まないで・・・・・・・・・・・・・・・・
ページをめくっていると本から何か落ちてくる。
「また新刊の予告の広告か?」
と、手に取ると、その巻でキーワードになってるメモ。
「ギャーーーーッ!」と、声には出さなかったが鳥肌が立った。
ざら紙にシャープペンシルで書いたような、劇中に出てくる指令がそのまま書いてある。
裏をみてもなにも書いてない。
劇中のアイテムをそのまま作って入れた?
ひょっとしたら、僕だけに送られた指令書?
次の日本屋に走って、他の本にも入っているか確認しにいきました。
他に使用方法も無いものをわざわざ作ってビビらすなんて・・・・
「手が込んでる・・・」
中古で揃えるとき、これが付いてるか注意ですね。
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そのメモが出てくるあたりなんか、良い引きで次週に続いていたり、週間で読んでいた人もたまらなかっただろうな・・・・・・・・・・・
サスペンスなので、あまり内容は書けないが、
「大阪万博」が大イベントだったと記憶のある人にはお勧め。
今となっては忘れている出来事なんかも、
「ああ、そういえばそんなことあったあった」
と、思い出させてくれる。
僕だって、
ゴジラに息子が出来たときは「ゴジラはメスか?」って思ったし、
柳家金語楼ソックリのミニラがどう大きくなればゴジラのようになるのかきになってしかたなかった。
そんな子供時分の思い出まで蘇らせてくれる・・・・・・
第一巻
最終巻
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古本などは、よく売れた本ほど発行部数が多い為、連載期間が終わり、ある程度すると、安値で出回る。
が、テレビ化などになると瞬時に、また版を重ね「テレビ化」の「オビ」を付け店頭に新書がならんだりする。(上のボックスセットが例)
それに合わせ古本の価格も上がる。
この映画の出来によっては、また値段が上がるのだろうな・・・・
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このコミックをベタ褒めしてるようですが、後半の不服もある。
が、楽しく読めたので70点。
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