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『CHEER DOWN』はジョージの曲名からです。エリック・クラプトンが音楽担当した映画『リーサルウェポン』シリーズ。そのシリーズの『リーサル・ウェポン2 炎の約束』のエンディング曲でもありました。91年のクラブトンとの来日コンサートでも元気に歌っていたのが今でも忘れられません。実は『CHEER DOWN』という英語は存在しません。ジョージの造語なんです。『がんばって!』と掛け声を掛ける時に『CHEER UP !』と言いますが、ジョージは『無理をしなくていいよ』という意味でこの言葉を作りました。

マスターの独り言

ここは小さなバー、CHEER DOWN。マスターの日記です。

GET YER YA-YA'S OUT !

中学生の頃、貪欲に洋楽を聴いた。

当然、レコードは高価なので、北にジョン・レノンのアルバムを持っている奴がいると聞けば、共通の友人を介して、そいつの家に押しかけ、南にピンクフロイドのLPを持っている奴がいると聞けば、同じように押しかけ、ステレオを取り囲んでアルバムを聴き、聴き終わるとあーだこーだとガキなりに評論家気取りで討論会をくりひろげた。

ローリング・ストーンズ体験も最初は自分で買ったLPではない。

ストーンズを持っている友人に聞かせてもらったのがこの「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」。

数人でいつものように儀式のようにステレオの周りに座り、針を落とす友人。

ストーンズの二代目のギタリストのミック・テイラー参加となるライブ・アルバムである。

「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」から始まるこのライブは、そのころ発売されていたストーンズの最新ライブアルバム「ラヴ・ユー・ライヴ(感激! 偉大なるライヴ)」より、僕には断然良かった。

5曲目の「ミッドナイト・ランブラー」(映画「絞殺魔」にもなった62年~64年に13人の女性を殺したと言われるザ・ボストン・ストラングラー(アルバート・デサルヴォ)をヒントに作った曲)で、僕の気分も最高潮に達したとき事件は起こった。

どこからともなく、

『かっちょいいーー!!』

という声がした。

いや、確かに僕も「かっちょいいーー」って叫びそうになったけどさ、それにしても誰が?

その場にいたみんなで顔を見渡し、

「今の、レコードからの声だよね?」

と、持ち主の友人に訊く。

「いや、これ兄貴のレコードであんまり詳しくしらない・・・」

レコードをとりあえず最後まで聞き終わり、また例の部分を聴きなおす。

いつもより討論会が白熱したのは必至であった。

というような思い出たっぷりのレコードである。

(オイオイ『かっちょいいーー!!』の真相はスルーかよ!!!)

実は未だに謎である。

まだインターネットの普及していなかった時代、1970年発表のレコードを、僕らが聞いたのは77年頃。

友人の兄貴(レコードの持ち主)もリアルタイムで購入でないので判らないと・・・

80年中頃から(僕の耳に届いた時点)、誰が言い始めたのか、「村八分(バンド)」のボーカルの「チャー坊」が「かっちょいいーーっ!!」の犯人だと噂が広まる。

しばらく信じたのだが、91年にチャー坊本人が否定している。

未だデマが飛び交っている状態。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

が、レコードの良し悪しとは関係ない話。

良いものはイイ!!

僕も小遣い貯めて買いました。

かっちょいいーーーっ!



ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!
(2007/01/24)
ザ・ローリング・ストーンズ

商品詳細を見る


1.ジャンピン・ジャック・フラッシュ
2.かわいいキャロル
3.ストレイ・キャット・ブルース
4.むなしき愛
5.ミッドナイト・ランブラー
6.悪魔を憐れむ歌
7.リヴ・ウィズ・ミー
8.リトル・クイニー
9.ホンキー・トンク・ウィメン
10.ストリート・ファイティング・マン

プロデューサーはグリン・ジョンズ。

ビートルズの幻のアルバム「ゲット・バック」のプロデューサーである。

これを聴いて、ビートルズが「LET IT BE」をどんな音にしたかったのか想像しても楽しい。

ツアーに同行したB.B.キング、アイク&ティナ・ターナーと併せて2枚組でリリースする案もあった。



5分41秒あたりを注意して聞いてください。「かっちょいーーっ!」って聞こえます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ロック名盤100選にこのアルバムが選ばれるかは判らないが、

ロックのライブ名盤100選には絶対選ばれる重要なアルバムである。

上記の「かっちょいいーーっ!」の話は当然、日本だけの大騒ぎ。


『ベガーズ・バンケット』、『レット・イット・ブリード』は好評だったし、未だに色あせないアルバム。

(『スルー・ザ・パスト・ダークリー』が、これら二作の間に発売されるが、ベスト盤なので・・・)

この『ベガーズ・バンケット』、『レット・イット・ブリード』はロック名盤100選に必ず選ばれるであろう名盤。

その二作の後のライブ。

このライブ・アルバム聴かずにストーンズ語っている人には温度差をかんじるなぁ・・・・・


それにしても、なんでジャケットはチャーリー・ワッツ一人が写っているのだろう?

ジャケット撮影はデビッド・ヴェイリー。

上品とは言えないTシャツに、パッツンパッツンのズボン。

重いギターを二本も持って、笑顔でジャンプ・・・・&ロバさん。

ロックかっこいいジャケット100選には・・・選ばれないだろうな・・・・


↓愛の一押しを・・・

この記事に対するコメント


早速リンクありがとぅ♪(/▽\*)

私もリンクしたょ~両方に!(謎笑)

てか、ココのブログの使ぃ方でわかんなぃコトとか、また今度教ぇてね!?<(_ _*)>
【2008/06/24 19:17】 URL | まゆ #i1IF6jTM [ 編集 ] top


了解。ありがとう。
【2008/06/24 21:01】 URL | マスター #JVj0pP5U [ 編集 ] top


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