僕の好きな漫画家で、村枝賢一さんがいる。
オフィシャルHPは
こちら。
氏の漫画を読んだのは「光路郎」という漫画が最初だった。
「熱い漫画を書く人だな」というのが最初の印象。
小学館の「サンデー」系を読むことが多いのだが、
決定的に氏のファンになったのは「少年サンデー」に掲載していた、
「俺達のフィールド」。
コミックスの一巻と最終巻となる三十四巻の表紙。
主人公の幼少期と大人になってからの姿。同一のレイアウトなのがグッド。まだ、日本がワールドカップが夢の時代から、手が届きそうで届かない時期(ドーハの悲劇)の頃、紙面で世界を夢に見る若者達の青春群像を描いた、これまた「熱い漫画」だった。
サッカーのことは、未だに良く知らないのだけど、人間模様だけでも熱くなれた。
僕の「是非会ってみたい漫画家リスト」に、石渡治先生、弘兼憲史先生、村上もとか先生、星野之宣先生らと一緒にリストアップした。
大体、漫画家の先生は余程の大御所でないかぎり、一つの出版社で作品を書き続けることが多い。
出版社と肌が合わず変わることもあったりする。
で、小学館でずっと書いていた村枝氏だったのだが・・・・
数年前、本屋で「仮面ライダー」が表紙の漫画を見かける。
そこには「村枝賢一」という名前が・・・
氏の漫画に飢えていた僕はすぐ購入。
僕の大好きなライダー+村枝ワールド。
そういえば、以前の氏の漫画のあとがきで、グランドキャニオンに行ったとき、崖の上でライダーのポーズを取って写真撮影をしたのだが、決死の撮影だったにも関わらず、人物が小さくて自分とは判らない写真を撮ったというエピソードを書いていた。それぐらいライダー好きらしいというのは知っていた。
で、内容は・・・
テレビシリーズの各ライダーのその後から、仮面ライダーZX(ゼクロス)に特にスポットを当てたニューストーリー。
死んだはずのライダーマンがテレビシリーズで理由も無く復活しているのだが、その辺の空白のエピソードも丁寧に埋めている。
驚くべきはその画力であろう。
先程も言ったように、誌面で送るニューテレビ版仮面ライダーなのである。
テレビ版ということは、ファスナーなども見えるわけである。
キッチリ細かく書いてるんですよ。これが・・
各ライダーのスーツの質感などの表現も大変だと思う。
氏がライダー好きということは書いたが、これほど愛情のある作品になるとは思わなかった。
ただの仕事と割り切れば、ここまでのこだわりは出来ない。
おかげで違和感なく楽しめるのだが・・・
先日「平成ライダー」の「仮面ライダー響鬼」のことを書いた。
最近のライダーは昔のように30分で事件が解決するのではなく、一年を通してハラハラドキドキする、大人が見ても楽しめるサスペンス仕立てになっていたりする。
やはり「村枝版」も、「熱く」大人の楽しめるライダー。
特に滝和也がカッチョイイ。
で、新刊が出た。
その隣に、これも並んでいた。
こちらは、仮面ライダーの製作に携わった、これまた「熱い」男たちの話。
やはり村枝先生が書いてるだけに
泣けた。いやーっ、絶対オモシロイですって。
あ、こちらも一緒に買っちゃった。
これは、原作版のアナザーストーリー。
石の森氏の残した企画書からの小説版です。
ということで、最近のマイブームは「仮面ライダー」というお話。
歳のせいで涙腺が弱くなったのかどうかは知らないのですが、熱い男達の話で泣ける。
鍛えてますか!?
ペースもあがり、
だいぶハマってきました!
只今九巻!!
村枝賢一さんの作品は、
『機動公務員 かもしか!』
が大好きです。
僕の感想もやっぱり熱い!!
ですね!!
【2007/05/03 22:01】
URL |
HAMMER #- [
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鍛えてますから!!!
9巻か・・・いい感じやね。
かもしか!!渋いところをつくね。オイラも大好きだった。文庫サイズで再販してくれないかな・・
【2007/05/04 05:18】
URL | マスター #WO.8kER. [
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