ア・ハード・デイズ・ナイト(日本編集盤)より続く。日本オリジナル発売日:1965年 5月5日
Mono (09年リマスター音源)
1. ロング・トール・サリー / Long Tall Sally
2. シー・ラヴズ・・ユー(ドイツ語) / Sie Liebt Dich
3. アンナ / Anna(Go To Him)
4. マッチ・ボックス / Matchbox
5. ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー / You Really Got A Hold On Me
6. シーズ・ア・ウーマン / She's A Woman
7. アスク・ミー・ホワイ / Ask Me Why
8. アイ・フィール・ファイン / I Fell Fine
9. 抱きしめたい(ドイツ語) / Komm, Gib Mir Deine Hand
10. チェインズ / Chains
11. スロウ・ダウン / Slow Down
12. オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ / All I've Got To Do
13. アイ・コール・ユア・ネーム / I Call Your Name
14. ジス・ボーイ / This Boy
日本における5枚目となるアルバム。
3作目「ア・ハードデイズ・ナイト」との間に、ジャケット(日本盤は「Beatles for Sale」のタイトルがジャケットに印字)、内容とも英オリジナル「ビートルズ・フォー・セール」と同じで、タイトルを米キャピトルに準じて「ビートルズ ’65」という名称でリリースしているが、今回のボックスセットでは省かれた。
「ビートルズ No.5!」は「ビートルズ No.2!」に続く日本独自に企画構成されたアルバム。
オリジナル・フォームで「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」、「ビートルズ '65」がリリースされたあとの独自編集盤であり、来日に合わせて、イギリスデビューアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」の曲順を変えた「ステレオ! これがビートルズ Vol.1」、「ウィズ・ザ・ビートルズ」の曲順を変えた「ステレオ! これがビートルズ Vol.2」を除けばビートルズの活動中に日本独自の編集は本「ビートルズ No.5!」が最後。
当時英国盤・米国盤共にアルバム収録されなかった「シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)」が本アルバムに収録されていることは特筆に値する。ジャケットはアメリカ編集盤「ビートルズ '65」に準じています。
「アイ・フィール・ファイン」が売りとなるアルバムだが、状況から言えば、それまで勝手に編集していたビートルズのアルバムから漏れた曲を、意外と長く続くビートルズ人気に、イギリスオリジナルをそのまま発表することに決めた日本が、パストマスターズ的に作ったアルバムである。
そのため、地味な感じがするが、管理人が学生時代、かなり好きだったアルバム。
今にして思えば不思議なのだが、「
ビートルズ!」、「
ビートルズNo.2」、そして本「ビートルズ No.5!」には、イギリスデビューアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」からの曲が収録されています。
どういうことかというと、当時、アメリカではイギリスデビューアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」の権利は、キャピトルが持っておらず、日本がこれらを収録すねとすれば、64年の時点で、イギリスEMIと提携関係にあったと思うのですが、ジャケットなどをみるとキャピトルに向いてる・・・
今回もmonoと偽monoの混在するアルバムだったのですが、CD化にあたり、2009年のMonoリマスター使用。
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