
友人から「機動警察パトレイバー」の実写版が2015年に上映になると聴いた。
今まで原作しか読んだことがなく、アニメの劇場版もあることやOVA、テレビアニメ版があることも知りませんでした。
今回、劇場版を観たのですが、その前に原作紹介。
正直、個人的にはロボット漫画はよく判らない。
が、この「機動警察パトレイバー」に出てくるレイバーはあくまでツール。
原作で展開されるのは、少年漫画には濃すぎる人間模様と事件の面白さです。
この「機動警察パトレイバー」は、原作者ゆうきまさみ氏の中でも、かなり成功したはず。
が、この「機動警察パトレイバー」の後に描いたのは、「じゃじゃ馬グルーミン★UP」という、まったくロボットの関係ない競走馬の話。
このへんが潔い。
故に、まったくアニメに興味ない大人の観賞に耐えうる作品なのである。
・・・・・・・・・
有名な話ではありますが、「踊る大捜査線」は「パトレイバー」や「逮捕しちゃうぞ(藤島康介の漫画)」を参考にしているといわれています。
「踊る・・」でよく耳にする「現場」という言葉、「パトレイバー」が叩き台なのは一目瞭然。
驚愕なのは、まだWindows95も出ていない1998年という昭和の作品(連載1988年17号 - 1994年23号)ということ。
作品のなかで、OSなど、耳慣れない言葉が出てきて、当時は日常でない言葉にアレルギーも感じたが、今読み返して、ゆうきまさみ氏の先見性には驚かされる。
コンピューター用語のアレルギーも少なくなった今読み返してほしい作品。
警察物の漫画として、かなり面白い作品です。
久方振りに本作品の名前を聞きました。懐かしいです。劇場版の押井 守監督作品1&2がやはり良いですね。とくに2は個人的にはテーマが深いかなと。それと川井憲次の音楽がいいです。ロボット?作品なのに前面にそれを推してない演出も好きです。マスターが劇場版にどういった批評をされるのか、楽しみです。押井監督作品の「AVALON」もお薦めです。
【2013/11/01 03:47】
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Re: タイトルなし
サンデーをずっと読んでいて好きな作品でした。
映画1はもう観たのですが、コミックとはキャラの顔が違うので、最初違和感ありましたが、まあ面白かったです。
松井刑事らが帆場の住処を遡り、ああいう風景を長回しなのはいかにもな感じで・・・・でしたが。
コミックの映像と思っていたので、全然別次元の話だったので得した気分です。
【2013/11/01 12:26】
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