
本日、倉敷市芸文館へ「Lisa Ono Jambalaya Tour 2006」を観に(聴きに)行く。
18時30分スタート。約2時間のコンサートなので、店には「9時頃オープンします」の張り紙。
開演と共に
小野リサさんが登場。
白い衣装でピアノの演奏だけでボサノバを2曲歌う。
薄暗い中、星空の模様の薄いカーテン。虫の声のSEがなんともいい感じ。
以外に客の入りが悪いなと思っていたのだが、この薄いカーテンが開き、やや明るくなってバックバンドが現れると、ゾロゾロと50人ぐらいの観客が入ってきた。
たぶんオープニングの2曲は静かな曲で、また会場も暗かったので途中入場をさせなかったのだろう・・・
それにしても、遅れてくる人数の多いこと。
この辺だけなのかな?
映画なんかでも平気で10分遅れで入ってくる人もいるしね。
関西に居た頃、イラちな人が多かったせいか、早く行く人はいてもこれほど遅れてくる人はいなかったな・・・・
ちなみに僕の前の席の女の子二人組みは一時間遅れて着席していた。
オペラのような途中入場出来ないシステムでなくてよかったね・・・
ま、小野リサさんも本編一曲目の「ジャンバラヤ」を歌いながら、ゾロゾロ入ってくる人の数に驚いていたようである。
で、バックバンドが加わってからのセットはアメリカの農場をイメージしたセット。
ピアノの横には荷車や鐙。酒を詰めるオーク樽などがころがり、足元には秋をイメージしてか枯葉が沢山。
今回はアメリカントラディショナルがテーマなので当然といえば当然の演出なのであろう。
特に二部になってからは全員テンガロン。
飼葉に腰掛けて歌うシーンも。
ビートルズの「夢の人」もカントリーぽいからということで取り上げたみたいだ。
結果から言えば、とても良いライブでした。
アメリカントラディショナルとは言っても、どの曲も小野リサさんといえるアレンジ。
これ、良い意味ですよ。
正直言えば、僕はロックならブリティッシュを好みます。
アメリカンの土臭さが少し苦手。
ブラックミュージック系だけでなく、カントリー、ケイジャンなどにも感じてしまうのです。
余談だけど、昔、シャーデー、ビクター・ラズロ、アンテナあたりが流行った頃、一番馴染みやすかったのはアンテナだったし・・・・
そういう意味で、トラディショナルな歌を小野リサさんというフィルターを通して聞けたのは良かった。
「黄色いリボン」を「僕も演ってみたいな」なんて思うことはなかったもの・・・・
哀しいのは、適当に身繕いをして行った為、場にそぐわぬセックスピストルズのTシャツにジーンズにレザーシューズ。
で、束ねたロン毛の40男。
遅刻して入ってくる観客のことを攻めることは出来ないぐらい空気を読んでいなかったということ・・・・・
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