以前から地図で気になっていた場所へ行きました。
それは・・・・・・・
「魔法神社」たぶん、この名前の神社は岡山だけと思われますが、違ったらご連絡ください。
結構、ネットで「神社萌え」の間では有名な神社です。
なぜ僕がこの神社を知ったかというと、バイクで走るコースを探していて「県道」ではなく「険道」として「県道306号線」がありました。
それを地図で見ていると「魔法神社」という文字が・・・
大きな地図で見るで、行ってみました。
お参りして魔法が使えるようになったら最高じゃないすか。

これが「魔法神社」前の「県道306号線」。
結構山の上です・・・・・

この上です。




拝殿側から登って来た方を返り見たところ。
入り口に狛犬の代わりに石が・・・・



殺風景な神社。
それがかえて神秘的でした。
たぶん、半径1キロの間には人は僕だけだったのでは・・・・・
というぐらいの気配。
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「魔法神社」
なぜ、そんな不思議な名前がついたのか?
吉備中央町に「火雷神社」という、魔法様と呼ばれた南蛮から来た「キュウモウという狸」が祀られている神社があります。
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キュウモウ狸(魔法様)
昔、南蛮船でキリスト教の宣教師が大勢渡来した時、キュウモウという古狸がそれに混じってやってきたといいます。
キュウモウ狸は、日本中を放浪したすえ、岡山の廃坑となった銅山の坑道に棲みつきました。
月夜の晩に牛鍬をの先を叩きながら、「サンヤン、サンヤン」といって踊りまわっていたそうです。
キュウモウ狸は、人間に化けるのがうまく、村人の田植えや田の草取りを姉さんかぶりで手伝ったり、盆踊りの時には奴姿でいっしょに踊りまわっていました。
正体がばれると「すまん、すまん」と言いながら逃げだしたといいます。
また、いたずらが大変好きで、人家に入っては悪いことばかりしていました。
困った人々は、キュウモウ狸のいたずらではないかと円城寺の和尚に狸退散の祈願をしてもらったところ、キュウモウは狸の姿に戻ってしまい、「これからは牛馬の難儀を助け、火難・盗難を告げ、善家一司を守りますから助けてください」と涙を流して頼みました。
翌朝、境内には大きなしめ縄が張ってあり、それきりキュウモウ狸はきえていなくなりました。
村人はそれからこの神社を「魔法様」と呼び、牛馬の守護神として祭ったと云い伝えられています。
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これが「キュウモウ狸」の話です。
「魔法神社」は話に出てきた「円城寺」や「火雷神社」まで、約30キロほどです。
同じ「キュウモウ狸」を祀ったのではないでしょうか?
そうか!狸を祀っているので喧嘩しないよう「狛犬」ではなく、ただの石なのでは?
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