ピンクフロイドをはじめとする、世間一般でいうところの「プログレッシブ・ロック」というのが好きである。
そのプログレの中でも、あまりしられていないのが「カンタベリー・ミュージック」といわれるジャンル。
その「カンタベリー・ミュージック」の中でも「ソフト・マシーン」はカッチョいい。
「柔らかい機械」とはバロウズの同名の小説のタイトルから取られたもの。
「ソフトマシーン」のファーストアルバムのジャケに、背中にゼンマイの取っ手のついた裸の女性が横たわっています。
つまり「抱き心地の良い機械(アンドロイド)」ということです。
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機会があれば、細かくライナーなど書きたいが、最近買ったCDの紹介。
こんなセットを見つけて即買い。

名作の『Third』から5枚がセットでこの価格。
『Third』の発表された1970年から『5』発表の1972年までのこの時期に録音された様々な音源が発掘され日の目を見ている現状からも、バンドの最盛期をこの期間とする見解を持つファンは多い。
ロック史の中でも重要な時期のこれらの作品がまとめて楽しめる。
初期2枚にあったサイケ・ポップ色が一掃され、インスト・ジャズロック化が進行した時代のアルバムを廉価でまとめて聴けるということで、大変お買い得なBOXです。
(コストダウンのため、ジャケットなどは簡素化されていて、参加メンバーのクレジットとかは一切ありませんので、そういうのが気になる人はご注意を)
ただ、ジャケットが簡素で云々といっても、元々ソフトマシーンはLPの時代からジャケットに価値はあまり置かれておらず簡素です。
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Third (1970)2枚組(CDは1枚)で各面1曲づつの全4曲。
現代音楽風イントロで始まるホッパーの「Facelift」にワイアットの「Moon in June」が泣かせます。
Fourth (1971)ワイアットの歌ものがなくなり、よりジャズ色を強めた作品。
この後ワイアットは脱退します。
Fifth (1972)フリー・ジャズ色の強いアルバム。
Six (1973)1枚目がライブ、2枚目が複雑なリフを多様したスタジオ録音と変則的だが充実した内容。
Seven (1973)バビングトン~マーシャルのタイトなリズムにカール・ジェンキンス色の強いミニマルなサウンドが増えた異色作。
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この価格でこれだけ楽しめたらお得。
絶対トリップ出来ます。
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