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【 製作年 】 2011年
【 製作国 】 日本
【 配給 】 角川映画・フィルムインク
【 スタッフ 】
監督・シナリオ・絵コンテ:上坂 浩光
総合プロデューサー:飯山 青海
プロデューサー:上坂 浩光 田部 一志
シナリオ:高畠 規子
音楽プロデューサー:安念 渡馬
作曲:酒井 義久
音楽録音:小幡 幹男
ミキシング:前島 慶太
音響効果:山内 悟
プロジェクトマネージャー:下山田 和弘
アシスタントディレクター:畑間 隆幸
チーフモデルデザイナー:伊東 整
モデルデザイナー:畑間 隆幸 日高 肇
アニメーター:執行 正義
エフェクト&コンポジット:富樫 圭文 鈴木 陽一郎 矢島 基充
シーンセットアップ:寺沢 天志
プログラミング:下山田 和弘
【 キャスト 】
ナレーター:篠田 三郎
http://www.live-net.co.jp/hayabusa-movie/">公式サイト:
http://www.live-net.co.jp/hayabusa-movie/・・・・・・・・・・・・
あらすじ2003年5月。日本は小惑星探査機「はやぶさ」を打ち上げた。
その使命は、小惑星に着陸し石を採取して地球に持ち帰ること。
この人類史上初の試みを達成するべく、「はやぶさ」は目的地「小惑星イトカワ」に向け長い旅にでた。
「はやぶさ」が持ち帰ろうとしている小惑星の石は、太陽系誕生の秘密をとくカギを握っている。
地球が、そして太陽系が誕生したのは46億年前。
だが、その時代の石は、地球には存在しない。一方、小惑星には太陽系誕生時の記録が残っていると考えられているためだ。
20億kmの旅のすえ、2005年11月、「はやぶさ」はいよいよ「イトカワ」への着陸を敢行した。
しかし、未知の世界への着陸は思い通りにはいかない。
機体にもダメージの疑いが・・・しかし、このままで地球に帰るわけにはいかない。
態勢を立て直し、2度目の着陸に挑戦。成功したかに見えた直後、「はやぶさ」を最大の危機が襲う。
「はやぶさ」は2010年、無事に地球帰還を果たせるのか。
数々の困難に立ち向かい、太陽系誕生の謎をさぐる「はやぶさ」の波乱と感動に満ちた探検の旅が、 臨場感あふれるCGでドームいっぱいに広がります。
(公式サイトより)
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感想ブルーレイなども出てますが、是非プラネタリウムの全天周映像で観ることをお勧めします。
自分の身を宇宙空間の中に投げ出し「はやぶさ」の孤独と頑張りを見守ってあげてください。
篠田氏の語り口も最高。
昨年、なぜあんなにブームになったのかが判ります。
「はやぶさ」目線で「はやぶさ」の7年の軌跡を判り易く、しかも360度の圧倒的な全天周映像で、観たものの心を「イトカワ」まで運んでくれる。
また、スタッフなどがもっと語りたかったところなどはサラリと、くどくしていない点にも好感が持てる。
例えば、有名な「はやぶさ」の最後に追加されたミッション、「生まれ故郷の地球の姿をはやぶさに見せてやりたい」という思いから、「はやぶさ」から観た「地球」の写真を撮らせる追加のミッション。
ここ、何も語ることなく「はやぶさ」のカメラ部分がクローズアップ、で、カプセルを打ち出し、大気圏に美しくその身を焦がし燃え尽きる。
スタッフロールのあたりで「はやぶさ」が撮った「地球」の写真が・・・・
語りたいことを抑えているから作品のクオリティーが上がっている。
子供たちの「宇宙への探究心」のことを考えれば、ここは解説不要。
このさりげなさが、涙なくして観れない。
でも大丈夫。
プラネタリウムなので、上を向いているから涙がこぼれなくて・・・・・・・溢れちゃった。
・・・・・・・・・・・・・・・
どっかのワカランチンが、
「一位じゃなくて二位じゃダメなんですか」
なんて言っていたが、こういうのは「一位」だから起こった「奇跡」にも似た日本の科学力、技術力。
「日本人で良かった」
と、誇りに思えた瞬間だったもの。
もっと、この映画興行収入を得てもいいんじゃない?
ブルーレイを買うのもいいけど、この価格で観れるなら絶対お勧め。
「自宅で観るからいいや」
って奴は、ロマンを解さない、上の「一位じゃなく・・」と言ってる奴とあんまり変わらない。
各地で上映しています。
公式サイトで確認し、是非お出かけください。
ツマらなかったら文句言ってくれていいです。
僕は、後2回は見に行くと思います。
マスターの評価
★★★★★っつ。
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