
お客さんが京都へ行くというので、お土産に指定した「井筒八つ橋」。
(株)井筒八ツ橋本舗ホームページ・・・・・・・・
「生のほうじゃないの?」
とか言われたり、色々バリエーションの違うものとか、他のメーカーでなく、なぜこれを指定したのかはその時伝えなかった。
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京都にいるころ、寺町京極の近くで仕事をしている時期がありました。
好意を抱いていた年上の女性がいたのですが、あくまで友達どまり。
昼食を誘うのがやっとでした・・・
自分ひとりで食べるときは適当に藤井大丸のレストランや定食屋。
その後なじみの喫茶店というのがパターン。
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その女性と食事に行く時は、ちょっとおしゃれなお店へ。
で、食後のコーヒーにと連れて行ってもらったのは「井筒八ツ橋本舗 京極一番街」の二階の喫茶店。

お土産店の二階ということもあり、知り合いに会うことも少なくよく利用しました。
ここでコーヒーを頼むと、一袋「井筒八つ橋」がソーサーの上にスプーンと並んで付いてきました。

「私ね、八つ橋は焼いているほうが好きなの」
と言った彼女の言葉が印象的でした。
それ以来、八つ橋といえば「井筒八つ橋」が僕の定番。
男って単純です。
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その後彼女はお嫁に行きました。
このお店は彼女か教えてくれたので、ひょっとしたら現れるかもと、その後も時々通っていました。
その3年後、お茶で有名な宇治の街でバッタリ再会。
そのときは立ち話だけ。
再会したら話したいことが沢山あったのに・・
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以来、お互いの消息は判っていませんが、「井筒八つ橋」を食べるたび、シナモンの香りと一緒にこのころのことが蘇ります。
ただ、昼食を時々誘った半年ぐらいの出来事が、こういう食べ物にいまだに影響を与えているというのも・・・
もう25年も前の話なのにね。
大きな地図で見る
子供の頃は八つ橋のニッキの風味が苦手で全く口に出来ませんでした。
高校生ぐらいになって何とか食べれるようになってからは、逆にその風味がクセになって今では好物の一つになってます。
と、言っても俺は『焼き』より『生』のほうがお気に入りなんですけどね( ´艸`)
【2011/05/15 11:43】
URL | Y氏 #- [
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生も好きですが、やはり「思い出の味」ということです・・
きみの昨年のフレンチ○ーストの苦さとおんなじ・・
【2011/05/15 12:07】
URL | マスター #- [
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