
1979年、ピートが亡くなり、バッドフィンガーの名前を聞かなくなったと思ったら、いきなり発売。

これを「パッドフィンガー」と呼んでいいのかは不明だが、一応「バッドフィンガー」の名前がついているので紹介。
邦題は「ガラスの恋人」。
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Amazonで購入。

【CD】ガラスの恋人(紙ジャケット仕様)/バッドフィンガー バツドフインガー
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1. エアウェイヴス
2. ルック・アウト・カリフォルニア
3. ロスト・インサイド・ユア・ラヴ
4. ラヴ・イズ・ゴナ・カム・アット・ラスト
5. シンパシー
6. ザ・ウィナー
7. ザ・ドリーマー
8. カム・ダウン・ハード
9. セイル・アウェイ
CDボーナストラック
10. ワン・モア・タイム
11. センド・ミー・ユア・ラヴ
12. スティール・マイ・ハート
13. ラヴ・キャント・ハイド
14. キャン・ユー・フィール・ザ・レイン
携帯で見る。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バッドフィンガーを脱退していたジョーイがジョー・タンジリンとLAでバンドを結成。
それにトム・エヴァンスが合流。
安易に「バッドフィンガー」を名乗るのは三人とも悩むが、結局「バッドフィンガー」名義で活動を決定。
ドラムにギビンズがイギリスから呼ばれるがプロデューサーと衝突。
すぐに帰ってしまう。
アンディー・ニューマーク(元スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ジョンの「ダブル・ファンタジー」など)がドラムで参加。
キーボードはなんとニッキー・ホプキンス。
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「B級バッドフィンガー」と言われる時期ではあるが、メンバーを見ると非常に気になる布陣と思う。
「バッドフィンガー」と名乗ったために、ブリティッシュ色の強い過去の作品と比べられ「B級」のレッテルを張られたが、別のバンドとして聴けば「
プレイヤー」あたりのような、西風の似合うサウンドになっている。
昔のバッドフィンガーを期待した人間に「B級」のレッテルを張られただけで出来は悪くない。
悪く言う人も多いが、それはピートを愛するゆえだろう。
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ジャケットにジョー・タンジリンが写っていない理由は、ジョーによると、
「ジャケット撮影の一週間前に脱退を決心した」
からだそうだ。
いずれにしても本作はセールス不振であった。
よっぽど「バッドフィンガー」のファンでないと購入しないだろう作品。
その昔、僕の友人が「このアルバムいいよ」と見せてくれたのが本作だった。
しかし、彼はバッドフィンガーの過去の作品とかビートルズの関係のことも知らなかった。
(以前にも書いたが、バッドフィンガーのカタログは70年代後半ごろは絶版状態で、かくいう僕もバッドフィンガーの作品を未聴ではあったのだが・・)
彼は純粋に本作を楽しんでいた。
それを考えると本作こそバッドフィンガーという人もいるハズ。
CDもインディーレーペルから再発されていましたが、最近は入手困難。
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僕の言う、
「バッドフィンガーに駄作無し!」
という言葉は、この時期のものも含めて言っているのである。
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