栗柄神社 / 岡山県勝田郡勝央町

金太郎さん、後の渡辺綱、碓氷貞光、卜部季武とともに頼光の四天王の一人となる坂田金時の終焉の地、岡山県の勝央町にある「栗柄（くりがら）神社」へ行って来ました。

昔、パソコンもなかった頃、津山に一時住んでいて、この神社を探しましたが、意外と知らない人が多く、たどりつけませんでした。

現在ではスマホのナビでたどり着けます。

が、ナビがやたら中国道に乗るよう指示してくる。

無視して近くまで行って納得。

中国道の側道に、「栗柄神社」はありました。




坂を登って振り返ったところ。
左のフェンスの向こうが中国自動車道。


神社のある右手の下にバイクを止める。


この階段を上がります。



上がると左手に金太郎の故郷、静岡の小山町から富士ざくらが寄贈されていました。

富士ざくらは小山町の「町の木」とされています。

盆栽にもなるという小ぶりな桜です。

昭和48年（1973年）11月24日、金太郎が取り持つ縁で小山町と勝央町は姉妹都市となっています。




案内板の下には手水舎もちゃんとありました。






小さな社がありました。

御賽銭を入れ、

「金太郎さんのように強く逞しくなれますように」

と、お祈り。

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九州に暴徒が侵攻してきたとき、頼光らは討伐に向かいました。

しかし、その途中に寒さと雪に阻まれ、現在の勝央町にしばらく滞在したのです。

この時、金時は重い熱病にかかり、頼光らの看病のかいなく、亡くなってしまったのです。

寛弘8年12月15日（1012年1月11日）とのこと。

享年５５歳。

頼光は勝央町の丘に金時を手厚く葬りました。

その葬られた場所が現在の栗柄神社とされています。

倶利加羅（くりがら、剛勇の意）からきているとのこと。

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岡山といえば桃太郎。

実は、金太郎もゆかりの土地でした・・・・