僕がバイクに乗っていたら、僕が定期健診などに行く総合病院の内科の先生が、自分もバイクに乗りたくて家族に言ったら、キケンだからと猛反対されました。
結局、自転車を新しく買ってもいいという結果に落ち着く
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まず、ここで言いたいのは、大抵、人間は自分の尺度で物事測るので、「バイク=キケン、自転車=安全」という図式がどこから来ているかですが、この場合、この人の家族の頭の中に出てきた自転車は、自分が普段乗っているような自転車。
で、バイクに関しては、乗った事すらないし、種類もわからず、レース場で走っているのとかを想像しているのでしょう。
まあ、自分のときもそうでした。
僕の場合は「オフロード」というタイプなのですが、当時、バイクに乗ると言った時、まだ生きていた父親は、いい歳をしたオッサンがと猛反対でした。
が、乗り始めたバイクを見て、自分の想像と違い、トコトコとアウトドアに出かける僕を見て、以前言っていたことを忘れ、
「もっとスピードでるのがいいんじゃないのか?」
と言っていました。
そんな父は、ポルシェのケーマンというのを乗っていて、僕のバイクより、よほどあの世に近かったと思います。
結局、心臓を患い亡くなりましたが・・・・
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話はそれましたが、その御仁、買った自転車は僕の中古のバイクの三倍の価格の舶来品のロードレーサー。
サイクリングウエアやヘルメットも高価なモノを購入。
たぶん、自転車に付随するモノだけで僕のバイクが買えます。
内心、
「ツール・ド・フランスでも目指すの?」
と、思いましたが、人からみれば、僕の価値観も同じようなモノなので・・・
で、暇をみては走っていたそうです。
昨日の記事にも書いたのですが、自転車は車道を走るのが基本。
正直、僕のバイクよりスピード出してます・・・・・
制限速度のある道では制限速度以内、最高速度の指定がない場合は特に取り締まりないようですが、ここがキケン。
人力だからとナメて法律考えた人間のオツムの中も、先の「バイクはキケンで、自転車は安全」の考えの人と同じ。
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ロードレーサーという自転車、タイヤがかなり細い。
バイク並、いやそれ以上の速度で走る。
段差があった・・・・・
細いタイヤは段差を超えられなかった・・・・・
高速でコケル。
慌てて足を着こうとするが、ビンディングペダルというのを付けていました。
これは、専用のシューズとペダルを固定する装置。
フル装備にした悲劇・・・・・
そのまま左肩から倒れ、右手で地面に激突をカバーしようとして右手も負傷。
左肩、左の肋骨、右手首骨折。
自分の勤務とは別の救急病院へ入院・・・・・
全治6ヶ月とか。
自分で転んだのと、プライベートなので、労災などは無く、全部自腹にて治療。
利き腕の損傷は、生活が不便なようです。
「外科医でなくて良かったね」
とだけ言っておきました。