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あしたのジョー

【 製作年 】 2011年
【 製作国 】 日本
【 配給 】 東宝
【 スタッフ 】
監督:曽利文彦
原作:高森朝雄 / ちばてつや
【 キャスト 】
山下智久
伊勢谷友介
香里奈
香川照之
勝矢
杉本哲太
倍賞美津子
津川雅彦
他
公式サイト:
http://www.ashitano-joe.com/公式サイトで予告編、ちば氏からのメッセージも見れます。
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あらすじ東京の下町で捨て鉢な生活を送る矢吹丈(山下智久)は、元ボクサーの丹下段平(香川照之)にボクサーとしてのセンスを見いだされるも、問題を起こして少年院へ入ることに。
丈はそこでプロボクサーの力石(伊勢谷友介)と運命の出会いを果たし、やがて少年院を出た彼らは良きライバルとしてボクサーとしての実力を磨いていく。
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感想正直、自分でも見に行くとは思わなかった映画。
が、これをみたお客さんに勧められ、観るつもりのなかった僕は屁理屈を言いかけてました。
いつも人に「観もしないであーだこーだ言うな」と言ってるのに・・
こういうのって、自分はご意見番のつもりだけど、はたから見ていて見苦しいんだよね・・
男なら、この辺ちゃんとしないと。
と、思い立ち、その勧めてくれた人に、近日中に鑑賞することを告げ、やっと本日観にいってきました。
(お小遣いが昨日だったからという説もある)
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僕らの世代だと、「アニメと違う」と違和感もったりする世代。
年上の人と付き合いの多かった僕は、年上の世代が、原作世代で、アニメを見て「原作と違う」と違和感もっていたのも知ってました。
僕はちばてつや氏の元々ァンだったので、アニメより原作で知ってました。
(まあ、アニメといっても、オタクが手を出すアニメではないけど)
「ハリスの風」「おれは鉄兵」「のたり松太郎」「あした天気になあれ」「男たち」「少年よラケットを抱け」etc・・僕の本棚にも多数のちばてつや氏の作品が。
(ちばあきおさんのも多いけど・・)
賛否両論の実写映画。
結論からいえば「良かった」と思います。
先に言ったように、コミックに思い入れのある人はアニメ化を貶し、アニメ世代は実写化を貶す。
ある部分では実写のほうがいいところもありました。
ジョーが少年院で暴れるあたりは、漫画やコミックだと「そんな馬鹿な」というとこもありましたが、ここではスッキリさせている。
ただ、このスッキリというのが、映画という時間制約のためなのかもしれないが・・
後、見所は役者の体であろう。
非常に鍛えられているのに驚く。
批判している人ほど腹の筋肉弛んでるんだよ。
またボクシングシーンも、かなり特訓しているんであろう。
原作者が褒めているんだから、これでいいんだろう。
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社会現象まで引き起こした1968年から1973年の漫画。
1970年3月24日には力石徹の葬儀があった。
葬儀が出るくらい、じっくり書き込まれファンが多かった力石。
短い映画で、そこまでファンの心をキャッチは難しいかもしれない。
が、非常に、原作やアニメも含めて「あしたのジョー」に愛情を注いだ人たちが作った作品ということは伝わる。
「バンカラ」が死語ではなかった時代の再現。
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力石戦から一年後までを描いた映画。
確かに力石戦はひとつの山場ではあるが「あしたのジョー」の醍醐味はラストの感動。
是非、ラストまで映画化してほしいものである。
マスターの評価
★★★☆☆っつ。
麺のスナオシ ソースやきそば 新バージョン
以前紹介した「
麺のスナオシ ソースやきそば」。
また食べたくなったのと、他の人の前で「おいしい」と言い続けたので「どれほど?」というのもあり、百聞は一見にしかずということで注文。

「これこれ」
と、よく見ると、以前と少し違う。
湯きりがしやすくなってました。

焼きそばは、本来味が濃いものですが、僕の場合、連日続けて食べれるか?というのが大事なことだったりします。
こういうのって3日続くと、匂いが鼻につくんです。
この「麺のスナオシ ソースやきそば」は、少し濃さが足りないような感じがいいんです。
以前の記事で「火傷した」とか、クレーマーだったので、改めて改良されていたのでべた褒めしておきます。
広川太一郎
先日の記事でモンティー・パイソンのエリック・アイドルのことに少しふれた。
ラトルズは大好きで、このブログでも記事書いてる。
過去のラトルズの記事。
http://cheerdown.blog7.fc2.com/blog-entry-277.htmlhttp://cheerdown.blog7.fc2.com/blog-entry-278.html「そういえば、昔、ラトルズの「オール・ユー・ニード・イズ・キャッシュ」がオン・エア時、日本語吹き替えだったなぁ」
と、思い出す。
エリック・アイドルの吹き替えは広川太一郎氏だった。
どうりでオモシロイはず。
以前、書いた「
大陸横断超特急」にも、氏の吹き替えの偉大さは書いた。
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広川 太一郎
1940年2月15日 - 2008年3月3日
先日誕生日で、もうすぐ命日。
ということで、急遽記事に。
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ビートルズ絡みでは、ジョンが広川太一郎氏。
「ヤア、ヤア、ヤア!!」
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「ビートルズの四人はアイドル」
土井まさる氏のナレーションがプラスされ、前作よりはツマラン映画が面白くなってた。
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「吹き替えでなんか見たことない」
という人も多いでしょう。
ジョンが無くなった1980年。
追悼番組として、深夜にビートルズの映画を放映しました。
ビデオなんか一般家庭に無い時代。
友人たちと集まり、連日オンエアされるビートルズの映画に釘付け。
動くビートルズの体験は、このときが初めてだったと思います。
ニュース映像やドキュメンタリーでは見ていましたが、映像作品という意味でははじめて。
当時、ジョンが大好きだった僕には、ジョンの声は「広川太一郎」(当時は声優名まで興味なかったですが)の声がリファレンスとなる出来事でした。
古代守や「ムーミン」のスノーク、吹き替えとしてはロジャー・ムーアあたりが有名。
こういう吹き替えの名人といえる人の作品がブルー・レイやDVD化されるときは、ビートルズの作品でも、吹き替え版も入れてほしい。
最近会えない友人へ。

以前の「ムサシ」の記事は
「動物」のカテゴリから検索してください。
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最近、ムサシは一人で外出しても怒られなくなった。
以前はよく脱走して、みんなを心配させた。
ムサシのママがお亡くなりになられて、それから割と自由になってました。
で、車とかの心配もあるけれど、一人で散歩をさせてやろうと・・・
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ムサシのママのご主人は少し離れた母屋に一人でお住まい。
やはり、寂しいのか、それまで毛が散るからと、ムサシを母屋に近寄らせなかったのが、最近は夜になるとムサシと母屋へ。
以前は、僕が仕事が終わって、ムサシのいる洋裁教室のショーウインドウで、明け方にムサシとガラス越しに遊んでいたのだけど、今はもういません。

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明け方にムサシと遊ぶのは、いつもの日課だったのだけどね。
会いたいときは、日中に行かなくっちゃ・・・・
ジョージ・ハリスン帝国 - Extra Texture (Read All About It) - / ジョージ・ハリスン - George Harrison -
ハッピー・バースデー ジョージ!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Side A
1.二人はアイ・ラヴ・ユー
2.答は最後に
3.ギターが泣いている
4.ウー・ベイビー、わかるかい
5.悲しみの世界
Side B
1.君を抱きしめて
2.つのる想い
3.哀しみのミッドナイト・ブルー
4.暗い偽り
5.主人公レッグス
レッグス・ラリー・スミスは、元ボンゾ・ドッグ・ドー・ダー・バンド(テレビ映画「マジカル・ミステリー・ツアー」でストリップショーで演奏しているバンド)のドラマーで、後にジョージの1982年作品『ゴーン・トロッポ』のアートワークを手掛けています。
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「ダーク・ホース」の記事より続く。・・・・・・・・・・・・
1975年
1月9日 ビートルズ解散をめぐる訴訟が全て解決。
2月 資金提供した映画「リトル・マルコム・アンド・ヒズ・ストラグル・アゲインスト・ユーナックス」のロンドン・プレミア出席。
3月24日 ロングビーチで開かれたウイングスの船上パーティーに出席。
5月 アルバム「ジョージ・ハリスン帝国」レコーディング開始。
6月9日 ダーク・ホースがジーヴァと契約。
8月 トム・スコットの「アボローニア」のレコーディングに参加。
9月6日 「メロディー・メイカー」誌にロング・インタビュー掲載。
9月12日 シングル「二人はアイ・ラブ・ユー」発売。
9月22日 アルバム「ジョージ・ハリスン帝国」アメリカ先行発売。
12月8日 シングル「ギターは泣いている」アメリカ先行発売。
12月13日 BBCのテレビ番組「ラトランド・ウィーク・エンド・テレビジョン」に出演、エリック・アイドルと共作した「ザ・パイレート・ソング」を歌う。
ラストの「ザ・パイレート・ソング」を聴いたときぶっ飛びました。
海賊役で出演でボケまくるジョージ、最後くらいまじめに歌うのかと思ったら・・・
ジョージがビートルズの中では一番体を張った笑いを取るほど、お笑い好き。
この後「マイ・スゥイート・ロード」は盗作問題に巻き込まれるのですが・・
エリック・アイドルは「ラトルズ」でポール役(スタート時はジョージ役)だった人。
この番組で司会をしているコメディー集団モンティー・パイソン一の人。
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ジョージ・ハリスン帝国タイトルは「号外」を配るときの決まり文句「Extra! Extra! Read All About It」から。
日本盤はシセャケットの「Extra Texture」の文字が切り抜かれ、内袋のジョージの顔が見える。
アップル最後のアルバム。
レーベルがリンゴの芯だけになってしまった。

(CD化の際は普通のリンゴになっている)
後3か月もすれば、晴れて「ダーク・ホース」から自分のアルバムを出せる。
アップルへ関心が薄らいだ心情が芯だけになったリンゴの現れ。
そういう事情から「手を抜いている」と思われがちだが、手を抜いたのではなく、多忙(人の手伝い)の中の過度の飲酒による肝臓病などが原因。
とはいえ、前作、前々作にあった宗教色は後退します。
メロディー・メイカー誌曰く、
「バック・トゥー・ザ・シックスティーズ」
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「二人はアイ・ラヴ・ユー」はロニー・スペクターの為に作った曲。既にあったトラックに手を加え再録音したもの。
「答は最後に」と「つのる想い」は大作。
「ギターが泣いている」はビートルズ時代の「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」のアンサー・ソング。
「ウー・ベイビー、わかるかい」はスモーキー・ロビンソンの影響。
次作でも「ピュア・スモーキー」という曲があり、ジョージの趣味が垣間見れる。
スプーキー・トゥースのゲイリー・ライトの弾くエレクトリック・ピアノと、ジム・ケルトナー、クラウス・ヴァマンらのリズムがユニークである。
どの曲も手を抜いた感じはないがセールスはイマイチ。
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前作までも、パティーとの判れなどの辛い日々はあった。
それでもオリビアとの出会いもあり、もうすぐ自らの設立したレーベルへ移籍出来るという、輝ける未来が開けていると思われた。
が、セールス不振は、それまで以上の苦難の旅のスタートの前触れであった・・
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このアルバムは「見本盤(手前)」と「通常盤」、当然CDも持ってます。
ジョージ初の3Dジャケットだったので・・・といっても、イギリスは普通の文字だけのジャケットです。
アナログならではのジャケット。
「見本盤」の白いレーベルの芯だけになったリンゴが特に悲しい。
マーチン試奏会

知り合いの楽器店の男の子がCHEER DOWNにやって来てお願いされたので告知です。
2/26(土)
島村楽器倉敷店Aスタジオ
11時~17時
マーチンのギターが数多く集まります。
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ギター弾かなくても「フォークギター」ってわかるでしょう?
昔、日本のギターはマーチンを参考にギター作りをしていたんです。
見るだけでも目の保養になるかも・・・
僕も乱入して、買いもしないのにベタベタ触ろうかな。
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JIN―仁― 20
堂々の完結。代表作「六三四の剣」、「龍-RON-」の作者、村上もとか氏の10年に及ぶ連載の渾身の大作がついに完結しました。
以前からこのブログでも時々紹介してました。
SF、幕末、医療という要素の漫画。
小説では表現しきれない、村上氏の絶対的な画力。
これを読んで「つまらん」という人は一人もいないはず。
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西暦2000年の現代から幕末の日本にタイムスリップした脳外科医・南方仁が、過去の人間の運命を変えていることを自覚しつつも、人々を救う為、現代から持ち込んだ知識と幕末の人々の協力により、近代医療を実現していく。
その過程で南方仁は、日本の歴史自体にも、大きな係わりを持つようになっていく。
「現代の医師が、もし幕末にタイムスリップしたらどうなるか?」を描いた、SF要素の強い医療漫画。
作者の村上もとかが遊郭について調べたことが、この作品を描くきっかけになっている。
遊郭の遊女は貧しさで身寄りの無い娘が売られて来た者が多く、その娘が仕事柄梅毒に冒され、更には有効な治療法も無かったため、次々と命を落としていった。この事実を知った村上は憤りを感じ、せめて漫画の中だけでも彼女たちを救えないかと考えたという。
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完結を読んでこの漫画がスタートしたころ、村上氏のファンだった僕は、
「タイムスリップ物に手を出したらお終いだ・・」
と、思いながらも一巻を購入。
その後、どんどん話が進むにつれ引き込まれていく。
医史監修担当に酒井シヅ(順天堂大学名誉教授)、医療監修担当に冨田泰彦(杏林大学医学部医学教育学部講師)、歴史監修担当に大庭邦彦(聖徳大学人文学部教授)が監修に携わっている。
龍馬との友情に涙、幕末の心優しい、春をひさぐ女たちに涙、緒方洪庵の器の大きさに涙、沖田総司・・・
気が付けば、幕末の群像劇。
無力な現代人が自らの知識だけで時代を切り開いていく。
最終巻で、一巻で謎だった部分も畳み込むように判明。
読後はただ呆然とするしかない「凄い」漫画だった。
「漫画」というと馬鹿にする人もいるが、独りよがりでツマラン小説があったりする。
「JIN―仁」が面白いのは、村上氏が、「タイムスリップ」という、なんでもありになりがちな「飛び道具」を使いながら、書きたいことだけ書いて「こんなことあり得ない」という独りよがりに陥らないよう、酒井シヅ、冨田泰彦、大庭邦彦という監修を置いたことだろう。
非常にお勧めの漫画です。
運用3号
最初に言っておきます。
このブログはめったに政治とか自分の思想などについて触れないスタンスを取っています。
何も出来ない自分が吼えていても見苦しいと考えているので・・
そういうのって、ちっゃい人間のクセに、日本の未来の行く末を心配してみせたりして、自分を大きく見せようとしている気がしてならないのです。
まあ、引き出しの多い人間なら他にも沢山語ることは出来ますしね。
え?僕ですか?
まあ、まだまだ修行中ということで、だから時々こうして不本意ながら書きたくないこと書いてますし。
話はそれましたが、これからする話は、僕が最近経験したガッカリな話で、特に現政権を批判しているわけではないです。
出来事とだけ認識して、お叱りのメールとか送り付けないでくださいね。
ただの笑い話として聞いてくだされば幸いです。
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僕は10年ほど前にサラリーマンを辞めました。
当然、それまでの保険を国保に切り替える為に市役所に。
すると、月の保険料が4万弱になるとのこと。
「え、そんなに!」
と、驚くと、係りの人曰く、
「昨年の年収に比例しますから」
とのこと、
自分では自覚無かったが、自分は高給取りだったようだ(笑)。
天引きってよく判らんもんが引かれてて、自分の手元にくる時は2/3ぐらいだから怖いね。
結局、これからの仕事も決まっていない僕は救済措置として、払わなければならない保険料を再分割して、これからから支払わないといけない、「無職」の人間の最低保険料に再分割分の5千円づつプラスして支払っていくことに。
係りの人が、
「年金も切り替えますね」
ということで、それまでサラリーマンだと給与から天引きだったものを切り替え。
「無職」は「自営」と同等なのである。
一瞬、こういうの放置しようかと思ったが、性分として、正直にお金が無いことを届けて、相談するほうがいいと判断。
が、最低の保険料や年金も、無職の僕はしばらくの間、退職金を切り崩して支払いしましたよ。
結局、その後、現在の自営業になっているので保険、年金の種類は変わっていません。
僕はNHKも払っていますが、周りの人から、逆にそういうのを払っているのが珍しいと笑われます。
周りの年金未払い者や受信料未払い者の多いこと・・
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数年後、年下の知り合いのAくん(友人と呼びたいとこだが、僕の友人の定義から外れるので)がやはりサラリーマンを辞めました。
彼は、一般に職人と呼ばれる仕事をしたいと会社を辞めました。
彼の奥さんは専業主婦です。
僕が、
「じゃあ、市役所へ行って保険と年金の切り替えをしないとね」
というと、
「どうせ将来年金なんて貰える保障ないから年金はいいですよ」
僕は、
「そういうわけにはいかんだろ」
といっても
「なんとかなりますよ。保険は病院に掛かる時入ります」
とのこと。
その後、子供の病気もあり国保に加入。
職場の親方が昔気質の人で、そういうことに厳しく、しぶしぶ本人も年金には入ったようです。
当然、保険と年金はワンセットなので、奥さんの年金の話も役場で出たようですが本人は自ら拒否したようです。
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半年後、別の友人のBくんがサラリーマンを辞めて家業を手伝うことに。
家業というぐらいですから自営業。
手伝うBくんも自営扱い。
奥さんも今まで専業主婦だったけどお手伝いするとのこと。
先のAくんの話を聞かせ、
「後々困ったことにならないよう、ちゃんと保険と年金の切り替えしないとね。奥さんは今まで扶養だったから「3号」の年金だったけど、これからはお金が掛かるのでがんばらないとね」
という話をした。
「アリとキリギリスの話もあるしね。ちゃんとしておかないと困ったことになるよ」
僕の話を割りとよく聞いてくれるBくんはさっそく役場へ。
係りの人もちゃんと説明してくれ、お上に逆らうことなく手続き完了。
これが役5年前の出来事。
因みにAくんとBくんは知り合いです。
どちらも先にサラリーマンを辞めた僕に事務的な手続きの仕方を聞きにきたのです。
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今年になって新聞を読んでいてビックリしました。
「平成23年(2011年)1月1日から、『運用3号適用』という新たな年金の制度が始まりました」
とのこと、
例えば、本来は、会社員の夫をもつ年金種別「第3号被保険者」の妻が、その後夫が脱サラしたことにより夫婦共に「第1号被保険者」となるべきなんです。
夫が会社員から自営業に脱サラした場合、専業主婦をしている妻の年金種別は3号から1号へ変わります。
この場合、1号になった妻も年金を支払わないといけないのですが、
手続きを忘れていた人が多いということで、今まで未納だった部分をチャラにしようという「救済措置」。
これが「運用3号適用」。
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ちょっと待てよ!
手続きを忘れていた人のための救済措置というが、普通は役場へ保険証の切り替えにいけば、国保と年金はワンセットなんで絶対説明受けてるって。
先のAくんみたいに拒否して無理やり放置してる人間以外考えられない。
どこまで「性善説」なんだ。
子供の給食費を払わないのと同じようなもんだと思うのだが・・
AくんはNHKも払わずテレビ見ているし、僕はあまりテレビを観ないけど、法律だからと受像機を所有しているので受信料払ってる。
それだけでもニガニガしい思いをしていたのに、ここに来てこれかよ!
Aくんはこれで奥さんの年金未納がチャラ。
僕を信じてちゃんと支払ったBくんは、ざっと90万円損したことになる。
Aくんの高笑いが聞こえてきそうです。
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言われる前にと、Bくんに連絡してこのことを話すと、以外にも笑って許してくれた。
が、個人的には面目丸つぶれ。
自分が損失したのならまだいいが、人に損失させてしまった・・
今回、僕が怒ったのはここの部分。
僕に手続きの仕方を聞きに来て、僕も間違ったことを言ったつもりないし、素直に指示にしたがったBくんの期待に応えられなかったという結果に怒っているんです。
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初めていうけど、こういうことになりかねないから前の衆院選では現政権に投票せんかったんだよ!!
当時、中には「一度政権とらせてどこまでやるか見せてもらえばいい」という人もいました。
僕は「たとえ短くても、怠け者を救う政策を色々決められたら嫌だ」と抵抗してました。
が、「友愛」の掛け声とともに政権交代。
ここまで我慢してきたけど、やっぱり「正直者が馬鹿を見る」んですか?
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Bくんごめんよ。
よく考えたら「アリとキリギリスの話」、
最後にアリは、「夏場にさんざん遊んでいたキリギリスを、自分が汗水たらして集めた蓄えを分け与えて救った」というオチを忘れてたよ・・・・・・・(笑えない)
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先に言ったように「現在の日本は・・」とかという話ではありません。
問題は今回の「運用3号」の件。
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このブログを切っ掛けに「運用3号」というのがあるんだと思ってくだされば幸いです。
いいたいことは、この時事ネタだけ。
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現政権決定の「バラ撒き」の恩恵に被ったことがない・・
YAMAHA NS-430

使用しているブリメインアンプがCA-800Ⅱ。
1974年製。
どうせなら同時期のスピーカーを。
当時、YAMAHAのスピーカーといえば一世を風靡したNS-1000Mが有名。
YAMAHA NS-1000Mこの1000Mは3ウェイで確かに美しい音なんだが、クラッシックなんかを聴くにはいいが、僕のようなボーカルの入ったロックを聴くには上等すぎる。
で、同時期のYAMAHAのスピーカーで、しかもバスレフタイプのNS-430。
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バスレフ
スピーカーは前だけでなく後ろにも音が出ていて、エンクロージャー(スピーカーの木箱)の中にも音は出ている。
NS-1000Mは密閉タイプといい、エンクロージャーに穴が開いていない。
NS-430はYAMAHAには珍しくバスレフタイプ。
バスレフとはエンクロージャー内の音を外に出すためのダクトのような穴のこと。
この内側の音を出すと、表に出た音と時差が生じるとか賛否両論ではある。
まあ、好みの問題。
繊細さを追求すると密閉になり、ノリを追及するとバスレフといったところだろうか・・
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YAMAHAの中では異端児的なYAMAHAらしくないスピーカーである。
が、現在お気に入りのスピーカー。

Chinese KOUMEI / 中華料理
以前から時々お邪魔していて、あまり人に知られたくないお店。
メインの通りから少し中に入ったところにある、とても笑顔の優しいご夫婦の中華料理店。
以前、オープンしたてのころ、このあたりには猫たちが沢山たむろしてました。
このお店のエアコンの室外機の上で寝そべっていたり・・・
それがしばらくして、一匹も見かけなくなり、奥さんに、
「最近、猫ちゃんたちいませんね」
というと、
「ええ、なぜか来なくなったんです」
と言われてました。
先日、表を通ると黒い猫が、誘われるまま久しぶりにKOUMEIさんに入る。


ランチを頂きました。
KOUMEIさんのから揚げも絶品ですが、今日はランチ。
中華料理といっても油ギッシュではありません。
どちらかというと、
「和食?」
と思うくらいやさしい味付け。
僕の食べるペースを見計らって、奥さんがご飯の御代りを聞きにきてくださる。
活気のある中華も好きですが、こういうほっこりした中華料理は珍しい。
この日もタイミングよく、貸しきり状態でゆっくり食事出来ました。
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Chinese KOUMEI (チャイニーズコウメイ)
ジャンル 中華料理
TEL 086-423-5031
住所 岡山県倉敷市笹沖695-4
定休日 水曜日
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月に囚われた男 - Moon -
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【 製作年 】 2009年
【 製作国 】 イギリス
【 配給 】 ソニー・ピクチャーズ クラッシックス
【 スタッフ 】
監督:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ダンカン・ジョーンズ/ネイサン・パーカー
撮影:ニコラス・ガスター
音楽:クリント・マンセル
【 キャスト 】
サム・ロックウェル
ケヴィン・スペイシー(声のみ)
ドミニク・マケリゴット
カヤ・スコデラリオ
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あらすじ近未来の世界。サム・ベルはエネルギー採掘のためにルナ産業により月の基地へ3年間派遣される。
通信衛星の故障のために地球との通信は録画データのやり取りを行うのみで、話し相手は人工知能を持ったロボットが一台あるのみという孤独な環境だったが、彼は愛する家族のことを想い続けて耐え凌いだ。
だが、契約満了まで残りわずかとなったある日、彼のもとで奇妙な現象が起こり始める。
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感想小さな映画館でのみ上映されて、僕の街の映画館では上映されず、ずっと観たかった映画。
監督は「地球に落ちて来た男」の息子である。
つまり、デヴィッド・ボウイの息子さんのデビュー作。
畑は違うといえば違うのだが、一応父親が役者もしているので、ある意味二世。
音楽でも小さい頃からその環境に慣れ親しみ、自分にもそういう才能があると「勘違い」している音楽作品は多い。
「勘違い」だったらどうしよう?
と、思いながら観賞。
あきらかに低予算。
だが、映画というものは、センスや良い脚本があれば3Dなんかにたよらなくても面白い。
昔「エイリアン」という低予算の映画があった(誰でも知ってるって・・)。
低予算ゆえに、ミステリアスさが増した、センスのいい美術さんの功績は大きい。
仮面ライダーなんかも、最初の頃、予算が無く、ボロ隠しの為の照明効果が逆に効果的に不気味だったし。
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あまり語るとネタばれになるので多く語りません。
というか、ちょっとSF好きの人ならネタが判ります。
が、監督もそれは周知で、その結果の落とし所にこだわったのだと思います。
藤子・F・不二雄さんの短編SFに「2001年宇宙の旅」のテイストを少し入れたような感じでしょうか・・
お勧めの映画です。面白かった。
次回作にも期待。
あきらかに父ちゃんよりは才能あるな・・・ボソッ。
◆VAN VAN LIVE 327 **春なのに**

出演:家鴨/瀬戸川//若諒/キャッツアイズ/ジュンロー/そよ風。/れもん/Amusic/湯たんぽ
9組出演。
了解のある方のみ写真掲載。
もっと写真あったのですが、設定をミスしてて失敗。
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はじめての方が多く、なぜかトップバッター。
寺尾君とアタフタしてました。
当然、当事者の自分たちの写真も撮れず・・・・
前回のライブ以来、セットリストの曲をぜんぜん練習していなく、本番中に寺尾君にコート゜を聞く始末。
はじめての方はネタと思われたのか、二人の掛け合いが面白かったとおっしゃってくださいましたが、テンぱってて多弁だっただけです・・・
ごめんよ寺尾君。
本日の営業。
急ですが、イベント参加の為、オープンが遅れます。
キャッツアイズとしての参加。
「なーんちゃって」の企画モノだったのですが、これからコソ連して行ってきます。
21時にはライブ終了していますので、御用の方は携帯のほうにご連絡ください。
まあ、暇な店なんで平日に誰も来ないだろうけど・・ボソッ。
YAMAHA CA-800Ⅱ
先日、
a-7というアンプにしたという話をした。
が、やはり音が硬くてCAシリーズにする。

以前から使っているチューナーとのマッチングも考えるとこちらがベスト。
今回のはCA-800Ⅱというモデル。
以前使っていた
CA-1000Ⅱのワンランク下のモデル。
37年も前のアンプに執着するのもどうかと思いますが、惚れてしまったものはしかたない。
同時期だと周りはサンスイを好む人間が多かった。
変わり者の僕はCA派でした。
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違いはCA-1000Ⅱがダイナミックパワーが200Wだったのに対し、CA-800Ⅱは160W。
CA-800ⅡはMCカートリッジ用のトランスが入っていない。
A級切り替えはどちらも付いています。
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デザインはほぼ同一。
やはりこちらのほうが落ち着きます。
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CA-800Ⅱの明細はこちら。
http://www.audio-heritage.jp/YAMAHA/amp/ca-800ii.htmlいまでも美しいフォルムで良い音を出してくれます。
やはり、僕らの世代の趣味はこういうのでしょう。
BAND!!&DJ!!&DANCE!!ALL MIX「Girls!Girls!Girls!」レポート。
先日告知していた女の子のバレンタイン企画りライブに行ってきました。
前日Yくんを誘うと、
「本人から誘われてないからどうしようかと・・・」
というので、
「お金が発生することだから、本人が僕に「誰か来てくれる人いたら・・」とチケット預けて行ったの。
男ならグチャグチャ言うな!キミ、mixiとかツイッターや、お店の中で遊んでもらってるんだから、本人が言わんでも駆けつけて応援するのが普通。
どうしても行けないのなら、出場するのは知っているんだから、行けない理由と応援の連絡はするべき。
対人関係に難のある病んだ人みたいなこと言うな」
と、ムチャクチャ言い放ち、無理やり誘う。
「それに女の子ばっかりだから、楽しいはず」
と、添えときました。
としても、途中退席の僕がそこまで言えないのにね。
昔からヘリクツで数字を勝ち取る営業マンでした。
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行くと、岡本あかりちゃんとDOIちゃんのユニット。
二人の出番が終わり声を掛けると、二人からチョコレート貰いました。

この女の子たちもスタジオで時々見かけてたけどバンド名忘れた・・
なかなかテレキャスターが良い音してました。
てか、昔、このバインディングの赤のテレキャスター欲しかったんよね・・

乱鬼龍の女の子たち。
RINGOちゃんもがんばってました。
学芸会を見守る父親の心境やね。
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いつも僕のライブを観に来てくれていたRINGOさんは、知らない間にDOIちゃんと友達になっていて、一緒にカラオケとか逝ってるうです。
僕がバンドとかしていなかったら無かったことでしょう。
不思議な感じがします。
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今回のイベントは未成年も出ているので場内は禁酒禁煙。
時々外へ出てはスパスパ。
そのたびに、僕を知っている人間に声を掛けてもらうのだけど、こちらが知らない人も・・
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そり後僕はDOOBYに歌いに行き、11時にオープン。
RINGOさんがお姉さんとやって来る。
二人が帰って入れ違いに、ライブハウスの店長(Pile driverのドラム担当)がやって来る。
イベントがうまくいってよかったねって話をしながら夜はふける。
そのまま、店長ことメタルパパは撃沈。
一緒に来ていたFM岡山の男の子(といっても30代、ゲストのMISSING LINKの付き添い)と音楽の話やオーディオの話を朝までする。
本日は。
イベント見学とイベント参加のため、オープン時間が遅れます。
23時オープン予定。
いつもお世話になってるお客さんの晴れ舞台の見学と、かわいい弟分の企画したライブの参加。
はりきって応援してから、自転車で移動してボブ・マーリーを歌ってきます。
今宵限りのラスタマン!!!
BAND!!&DJ!!&DANCE!!ALL MIX「Girls!Girls!Girls!」
REDBOX
〒710-0826 岡山県倉敷市老松町5丁目 1-15 2F
TEL : 086-421-3929
2011/02/13
open 15:30 start 16:00 adv 1500YEN day 2000YEN
[BAND]
Rough Doors
Tomboyish
バンコ
[DANCE]
AFRO KIDS
乱鬼龍
[DJ]
milly
[GUEST]
MISSING LINK
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いよいよ明日。
お客さんのRINGOさんがダンスで参加する女の子のバレンタインイベントです。
前売りチケットをCHEER DOWNで預かっています。
RINGOさんのために前売り購入よろしくです。
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なんと「MISSING LINK」がゲスト出演。
ホームページ。こりゃ、思っていたより凄いイベントだね。
DECOチョコ
7周年なので久しぶりにグッズ作成。
1周年のときはコースター、3周年がステッカー、5周年はストラップ、だったような・・
今回は、

CHEER DOWNチロルチョコ三種類。
もらってうれしいかは不明ですが・・・
あと、食べた後の包装紙でストラップが作れる専用ストラップ。

今年はこんな感じでした。
7th Anniversary
おかげさまで本日をもちまして、7周年を迎えることが出来ました。
これもひとえにお客様のおかげです。
今後ともよろしくお願いいたします。

ゲイリー・ムーアとジョージ・ハリスン
2011年2月6日にゲイリー・ムーアが亡くなった。
ロックを好きなら名前ぐらいしっているだろう。
J-POPしか知らないという人には、故本田美奈子の「the Cross -愛の十字架-」の楽曲はゲイリー・ムーア提供と言ったほうがなじみがあるだろうか・・
僕のレコード棚にも数枚ゲイリーの作品もあるし、他のアーチストの作品にも参加していたりと、割と耳にすることの多いギタリストだった。
僕らのバンドで演奏した「Wishing Well」もフリーがオリジナルだけど、ゲイリー・バージョンが若い世代にはなじみある。
割と僕の好きなアーチストをゲイリーがリスペクトしているので、色々な場面でゲイリーの姿は目にしていた。
ロイ・ブキャナンなどはゲイリーのお気に入りで、僕も大好きだったので、ゲイリーの「メシアが再び」など色々なところで目にしました。
クリームもそうだけど・・
このブログで話題にするなら、ジョージ・ハリスンとゲイリーの逸話のほうが相応しいだろう。
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ゲイリーが1990年ごろブルースへ転向します。
このときのアルバム「Still Got The Blues」アメリカのブルース・ギターの名手アルバート・キング、アルバート・コリンズらがゲスト参加しているのですが、既に親交のあったジョージ・ハリスンも参加しています。
ここで、既にジョージとの親交があると書いたのですが、翌年ジョージが日本に来る時、フリッツ・ブラザーズのロイ・ブキャナンのモデルのギターを持って来日します。
このギター、ゲイリーも持っているのですが、僕の予想では、ロイ・ブキャナン好きのゲイリーが入手して、ジョージにも薦めたんじゃないかと思っています。
この、軽い気持ちで出した企画物の「Still Got The Blues」が大ヒット。
その後ジョージの誘いでトラベリング・ウイルベリーズの「トラベリング・ウィルベリーズ ヴォリューム3」に参加しています。
一曲目の「She's My Baby」で熱いプレイが聴けます。
1992年4月ジョージ・ハリスンのロンドン・ロイヤル・アルバート・ホール公演のサポートを担当しました。
ジョー・ウォルシュとともにハリスンのステージにも参加、ムーアは「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」のギター・ソロを弾いています。
これがジョージのファイナル・コンサートとなりました。
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その後、クリームへの参加となります。
まあ、詳しくはファンサイトにお任せします。
僕が最初にゲイリーのギターを聴いたのは、スキッド・ロウ後のシン・リジィの「ブラック・ローズ」でのゲイリー。
普通にありがちなミーハーパターンで申し訳ない・・
ただ、ゲイリー目当てより、フィル・ライノット率いるシン・リジィが意外にポップというのに惹かれたんです。
いまだに大好きなパワー・ポップ・バンドです。
(シンリジィをハード・ロック・バンドと思っているファンには怒られるな・・)
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「メシアが再び」ゲイリー・バージョンとロイ・ブキャナン・バージョン。
ロイや天国の先輩たちとジャムしているのかな・・
ご冥福を祈ります。
アコギな夜
アコギな夜
open 18:30 start 19:00
黒田真示
山崎ヱイモス
Pepper mint
キャッツアイズ
こーへい
家鴨
僕は寺尾くんと「キャッツアイズ」というユニット名で参加。
ユニット名の由来は、二人のギターブランドからです。




わずかな練習期間でしたがマズマズ。
古いフォークの曲、ビートルズ、クラプトン、ギターインストでした。
応援してくれたみなさんありがとうございました。
僕にまかせてください / クラフト

クラフトの「僕にまかせてください」。
最初にこの曲を聴いたのは、作者のさだまさし率いるグレープのライブ盤「三年坂」で。
京都で食うや食わずで友人と家賃15,000円のアパートで共同生活をしているとき、ロックしか聴かない僕に友人が、
「このレコード掛けてもいい?」
と、差し出したのが「三年坂」。

その中の曲で印象的だった曲。
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友人は時々アコースティックで弾き語りをしていた。
僕は吉田拓郎ぐらいしか知らなかったが、それでも一緒にジャムというかセッションをしたりしていた。
金は無かったけど、時間はあった時代だった。
ほとんどこの辺の音楽を知らなかったが、
「この『僕にまかせてください』は、クラフトに作ってあげた曲だよ」
と、教えてもらう。
「あ、テレビドラマの主題歌・・・」
と、思い出した。
何度か彼と一緒にギターを弾いた中でも、回数が多い曲。
自分の人生の中でも、グレープバージョンは、かなり貧しいときの思い出の曲となった・・・・
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今度、一緒に弾き語りをする男の子が、タイプ的に友人に似ていた。
彼は「僕にまかせてください」を知らなかったが、
「キミに合う曲だと思うよ」
と、勧める。
それ以来レパートリーにしている。
またこうしてこの曲のバックをすることになるとは感慨深い。
YAMAHA A-7a

自宅で使用していた
「YAMAHA CA-1000Ⅱ」が不調になる。
1974年頃のアンプなので無理もないか。
で、新たにメインアンプに「YAMAHA A-7a」という1982年発売のアンプに替える。
詳しい仕様は
こちら。
同じYAMAHAなのだがあまりにも音が違う。
今回のA-7aは、昔音を何回も聴いていたのだが、確かに高音のきらびやかな、歪のないきれいな音はするものの、今までのCAシリーズよりは硬質な音。
好みの問題で、このAシリーズのほうがいいという人もいるのは確か。
機能的には新しい分優れている点も多い。
レコードを聴く時など「DISC」というボタンを押すだけでセレクターがどのポジションになっていてもレコードに切り替えられたり、多機能ではある。
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僕の場合、聴く音楽が上品とは言いがたい騒音に近い音楽。
本当ならこちらのA-7aのほうが、先ほど「硬質」な音と言っていた様に、ロックにはCAシリーズより適しているハズなのだが、耳慣れしたのがCAシリーズ。
歳なのか、エアロスミスのLP一枚で疲れた。
若いころならノリノリのガツンとしたサウンドなんだろうが・・・
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A-7aをけなしているのではない。
アンプ以外のセッティングもある。
レコードプレーヤーのカートリッジやスピーカーも、以前のCAシリーズに合わせてチョイスしてしまっているという点も考えられる。
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しばらくは付き合っていこう。
ダーク・ホース - Dark Horse - / ジョージ・ハリスン - George Harrison -

Side A
1.ハリズ・オン・トゥアー
2.シンプリー・シェイディ
3.ソー・サッド
4.バイ・バイ・ラヴ - Bye Bye Love
(Composed by Felice Bryant/Boudleaux Bryant)
5.マヤ・ラヴ
Side B
1.ディン・ドン
2.ダーク・ホース
3.ファー・イースト・マン
(Composed by George Harrison/Ron Wood)
4.イット・イズ・ヒー
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「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド 」の記事より続く。
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1973年
7月25日 バングラデシュ救済コンサート及びアルバムに掛かる税金として、イギリス国税局に100万ポンド支払う。
10月 ロン・ウッド(フェイセズ時代)と「ファー・イーストマン」を共作。
11月2日 ジョン、リンゴとともにアラン・クラインを虚偽の陳述で告訴。
1974年
1月 パティーと別居。
2月 インドを訪れラヴィ・シャンカールと会う。
3月28日 新たな音楽出版会社ウープス・パブリッシング・リミテッドを設立。
5月23日 新たなレコード会社ダークホース・レコード・リミテッドを設立、A&Mとの販売契約を締結。彼自身はまだアップルとの契約が残っていたため、このあともしばらくはEMIからレコードを発売し続けた。
7月11日 ファッション・デザイナー、オシー・クラークとの共同事業に出資。
8月14日 ミュージカル「ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ・アンド・バート」のロンドン初日を観る。
9月13日 ダークホース初のシングルとしてスプリンターの「コスタファイン・タウン」などを発売。
9月23日 ロンドンで行われたラヴィ・シャンカールの「ミュージック・フェスティバル・フロム・インディア」をプロデュース。
このころまでにA&Mに勤めていたオリヴィア・トリニダー・アライアスと出会っている。
10月 日本に来るのでは?という噂が飛び交う。
10月24日 アメリカツアーについて記者会見。
10月28日 アラン・クラインがジョン、ジョージ、リンゴに敗訴。
11月2日 アメリカ・ツアー開始(~12月20日)。北米26都市で45回の公演。
11月18日 シングル「ダーク・ホース」アメリカ先行発売。
12月6日 シングル「ディンドン」発売。
12月9日 アルバム「ダーク・ホース」アメリカ先行発売。
12月13日 父ハロルド、オリヴィア、ラヴィ、ビリー・プレストンとともにホワイト・ハウス訪問。
12月15日 ロングアイランドのナッソー・コロシアムでの公演にジョンが来場。
12月19日 ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでの公演にポールが来場。
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オリビアとの出会い。
レコードのレーベルにジョージとオリビアの顔があります。
レコードを買った当時は、ジョージも兄貴分の影響を受けた「バカップル」かと思いました。
が、その後のオリビアの立ち位置や働きは、まことに献身的で、オリビアの力があったからこそ人間らしくジュージが人生を全うしたことが判ります。
「バイ・バイ・ラヴ」収録のアルバムですが、はじめてオリビアの名前がクレジットされています。
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豪華なミュージシャンビリー・プレストン、ジム・ケルトナー、クラウス・ヴォーマン、ニッキー・ホプキンス、リンゴ・スターなど、いつもの顔ぶれに加え、ジョニ・ミッチェルの74年のツアーのバックを務めたトム・スコット率いるLA・エクスプレス(A-1、A-2参加)やこの当時売り出し中だったウイリー・ウィークス(ベース)とアンディー・ニューマーク(ドラムス)らの参加により、ジョージの音楽性に洗練されたポップ・ソウルのテイストをもたらしています。
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ファー・イースト・マンなんといっても、このアルバムで白眉な存在の曲。
詞はジョージの単独で、ロン・ウッドとの共作。
ウイリー・ウィークス、アンディー・ニューマークらによるしなやかな演奏。
哀愁と甘みのあるこの曲聴きたさにアルバムを購入した人も多いはず。
ロンのバージョン、最初のスタジオバージョンはジョージに軍配だけど、今となっては、ロンがこの曲を誇りをもって歌ってくれているのが嬉しい。
余談ですが、僕はオーディオのサウンド・チェックにはアレサ・フランクリンの「マイ・ラヴ」か、この「ファー・イースト・マン」のレコードを使用することが多いです。
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本作の評価はまちまちです。
僕も、若い頃、いまいち好きになれなかったのですが、歳を重ねるごとに好きになりました。
「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」より最近はよく聴いてます。
やはり、ジョージの音楽は「ガキには判らない」ということでしょう。
このアルバムが正当な評価を受けることはないでしょうが、ジョンの手を抜いたアルバムあたりよりは数段聴く価値があります。
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アメリカ・ツアーウイングスの「オーバー・アメリカ」より1年半も早く、ジョージは全米ツアーを予定。
アルバム「ダーク・ホース」のプロモーションも兼ねていた。
が、アルバム制作は思うようにいかなかった。
74年夏はダーク・ホース・レーベルのスプリンターとラヴィのアルバムに掛りきり。
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スプリンターのセカンド・シングルの「ロンリー・マン」は日本語で75年に中村雅俊がカバーしている。
中村雅俊がジョージと付き合いがあるという話、実は本当で、このことがきっかけである。
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9月にはラヴィ・シャンカールの「ミュージック・フェスティバル・フロム・インディア」をプロデュース。
ようやく自分のアルバム「ダーク・ホース」に取り掛れたのは9月下旬。
短期間で終わらせようとしたが間に合わず、ツアーのリハーサルと同時進行させなければならなかった。
が、結局アルバム発売はツアー初日に間に合わず、過密スケジュールも祟り、ジョージは喉を痛めてしまう。
ツアーをキャンセルという選択肢もあったが、結局11月2日のバンクーバーから12月20日のニューヨークまで、北米26都市で45回のコンサート(27都市47回予定だったが、悪天候で1都市2公演が中止)を行う。
バック・バンドはレコーディングにも参加したトム・スコット率いるLA・エクスプレスを中心にビリー・プレストン、アンディー・ニューマーク、ウィリー・ウィークスなどが参加。
ラヴィ・シャンカールらによるインド音楽のセクションも用意された。
セットリストには、ビートルズ時代の曲、ソロになってからのヒット曲、ニュー・アルバムからの曲が用意された。
が、ジョージの声が不調だったこと、ビートルズの曲で歌詞やアレンジを変えて歌ったこと(サムシングの歌詞をシナトラバージョンの歌詞で歌ったことは有名)、競演者がなじみの薄いインド音楽だったことなどでマスコミの評判はいまひとつだった。
オーディエンスには好評だったにも関わらず・・
予定にはなかった「サムシング」はプロモーターの意向で歌わされ、歌詞を変えることで抵抗したものの裏目になり、ラヴィと自分を同等に扱うようにプロモーターに要請するが聞き入れてもらえなかった。
ステージ構成も、初日2回あったインド音楽のコーナーは翌日から1回にまとめられる。
以降、ジョージはツアーに対して消極的になっていく。
この後、ジョージの人生の中でもトラブルな日々が待ち構えているのだが、それはまた次回。
声が・・・
声がハスキーになってしまいました。
まだ少し咳が出ます。
それ以外はどうもないので、プールなども普通に行ってますが、行きにくい施設も。
プールの帰りに図書館に行ったのですが、咳が気になり、長居出来ず、目的の本も探せないままCDだけ数枚借りて帰りました。
いつもなら映画も行っているところですが、周りの人に迷惑なので我慢。
うーん、早く咳が止まってほしいものです。
トラックバックテーマ 第1130回「食べだしたら止まらないもの」
こんにちは!トラックバックテーマ担当の水谷です!今日のテーマは「食べだしたら止まらないもの」です。水谷は(節分にちなんで)「豆(大豆)」が食べだすと止まらない食べ物です。特に豆は好物ではないのですが節分で豆を食べると年齢の数以上に食べてしまうことが多々あります。スルメとか昆布とかも、食べだしたら止まらないです...
トラックバックテーマ 第1130回「食べだしたら止まらないもの」
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自衛隊
タイトルの「自衛隊」という文字を見て嫌悪感を抱く人もいるだろう。
別に「憲法9条」がどうのという話ではない。
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僕が子供の頃、岡山にある水島工業地帯のタンク破損による原油流出という事故があった。
1974年の12月半ばだった。
当時、瀬戸内海の島にすむ僕は、海がみるみる茶色になるのを目撃する。
ボラという魚がいるが、時々跳ねて海面でダイブするのだが、この事故により、海面に5㎝ぐらい原油の膜があり、船の通った後の原油の膜の切れ目からボラはダイブするが、タイミング悪く原油の上へ。
海に戻れず、原油の上をのたうち回り、運がいいものは切れ目から海に戻り、運の悪いものは、徐々にその身を茶色に変色させ息絶えて行った。
・・・・・・・・・・・・・
その後、自衛隊がやって来て、オイルフェンスを張り、人力によってオイルを取り除いていった。
ヘリコプターでやって来て、先端が籠のようになった柄杓で海上のオイルを取り除く様は、最初滑稽にも思えた。
作業は長期に渡り、この光景にもなれてきたころ、最初は近寄りがたかった自衛隊員の人たちにも慣れ、
「お兄さんたち、鉄砲とか撃てるの?」
とか、なれなれしい子供たち。
さながら、進駐軍に群がる子供状態。
「大変だね」
という、周囲の声に、
「みなさんの幸せのために頑張ります」
と、臆することなく答えていたお兄さんたち。
集めたオイルをドラム缶に詰め、何度も搬送。
最初、滑稽に思えたのだが、知らぬ間に子供たちの羨望の眼差しを受ける。
自衛隊のヘリが来るたび、
「ワンダバダ、ワンダバダ・・・」
とか、マット(「帰ってきたウルトラマン」に出てくるチーム)のテーマを口ずさむ者も・・・
・・・・・・・・・・・
6年生になる春が来て、
新任の先生がやって来て、弟さんが善通寺の自衛隊員と知ると、
「会わせて、会わせて!」
と、子供たちのリクエスト。
先生のご家族が島に遊びに来られる切っ掛けとなった。
島の子供たちの憧れの仕事、それが、国民の幸せのためなら、汚れや寒さをもいとわない自衛隊という職業となった。
・・・・・・・・・・・・
今年、既に雪による死亡が80人を突破。
南では半世紀ぶりとなる爆発的噴火。
なのに「ワンダバ」が無い!
「なんで!」
出動はゴジラが出現したときだけなのか?
お年寄りが冬山の登山でもないのに、自宅の雪で亡くなられているんだ。
毎日毎日、火山灰を腰を痛めながら取り除いているんだよ。
昔、瀬戸内の人が困っているとき駆けつけてくれたじゃないか。
自衛隊の存在自体を認めていない党が政権を取っているからなのか。
こういうときの為に2007年に防衛庁から防衛省になったのじゃないのか?
これは国防じゃないのか?
・・・・・・・・・・・
一日も早く、困っている人を助けてほしい。
雪国の子供たち、南の子供たちが、
「将来の夢は?」
と訊かれ、
「困った人を助ける自衛隊」
と、正々堂々言えるような働き、インパクトを与えてほしい。
仕事内容は地味になるだろうが、ひたむきさは必ず伝わる。
僕らがそうだった。
・・・・・・・・・・・・・・
自衛隊の存在の討議なんか後回しでいい。
今、駆けつけてほしい。
僕に、
「やはり日本は捨てたものじゃない」
と、思わせてほしい。
じゃないと、もう税金払わないぞ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・
特に、自衛隊の在り方とかについて書いた記事ではありません。
僕自体、ネットで自分の思想的なことを書くことは嫌なので。
書いたからと言って、他国のようにデモが起こり政権交代にならない国ですから。
文句をネットで書くぐらいなら自分の命を掛けてでも、デモでも起こせばいいのにね。
話は脱線しましたが、早く救済の手を、というだけの記事です。
事後にお金を自治体にまくだけのカッコ悪いことはやめてほしい。
本日
本日休業。
別に病気ではありません。
連絡いただければオープンします。