ソーシャル・ネットワーク / The Social Network【 製作年 】 2010年
【 製作国 】 アメリカ
【 配給 】 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
【 スタッフ 】
監督:デヴィッド・フィンチャー
原作:ベン・メズリック
脚本:アーロン・ソーキン
撮影:ジェフ・クローネンウェス
音楽:トレント・レズナー
【 キャスト 】
ジェシー・アイゼンバーグ
アンドリュー・ガーフィールド
ジャスティン・ティンバーレイク
他
http://www.socialnetwork-movie.jp/">公式サイト:http://www.socialnetwork-movie.jp/・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あらすじ2003年秋。
ハーバード大学2年生のマーク・ザッカーバーグはボストン大生の恋人のエリカと口論になり、「アンタがモテないのは性格がサイテーだからよ」と言われて振られてしまう。
怒ったマークは酔った勢いも手伝ってブログに彼女の悪口を書き並べ、さらにハーバード大のコンピュータをハッキングして女子学生の写真を集め、親友のエドゥアルド・サベリンの協力の下で女の子の顔の格付けサイト「フェイスマッシュ」を立ち上げる。
サイトは瞬く間に話題となり、公開から2時間で2万2000アクセスを記録するが、4時間後には大学側に潰されてしまう。
後日、理事会に呼び出しを食らったマークは半年の保護観察処分を受け、大学中の女学生全員から嫌われ者となる。
そこへ、ボート部に所属するエリート学生であるキャメロン&タイラー・ウィンクルボス兄弟とその友人のディヴィヤ・ナレンドラはマークの優れたプログラミング能力に目を付け、「名誉挽回のチャンス」と称し、「harvard.eduドメイン」に群がる女と出会うことを目的としたハーバード大生専用のコミュニティサイト「ハーバード・コネクション」の制作協力を依頼する。
これにヒントを得たマークはエドゥアルドをCFOとして1000ドルの融資を受けてソーシャル・ネットワーキングサイトの制作に取り掛かり、2004年初頭、「ザ・フェイスブック」が誕生する。
アイデアを盗まれたと怒るウィンクルボス兄弟とその友人。
金や女、裏切りの渦に巻き込まれていく・・・・・・
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感想映画冒頭から驚くほどスピーディーなセリフ劇で始まる本作。
アーロン・ソーキンによる本作の脚本は、162ページの大長編。
普通の映画で話すスピードでセリフを読んでみると、制作スタジオが希望していた上映時間を1時間も上回ることがわかった。
で、早口なテンポのいい映画となった。
こういうタイプの映画では途中生あくびが出ることもしばしば。
だけどドキュメンタリーだからつまらないシーンもしかたなかったりする。
そういう意味ではテンポよく話が進みおもしろかった。
ラストの主人公の寂しい姿。
で、フェードインしてくるビートルズの「ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン」でエンドロール。
なかなか大音量で聴く「ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン」はよかったな・・・
ただし、CDショップで確認したらサウンドトラック盤には収録されていない。
アメリカの大学のオーソリティーのサークルなど、事情が日本人にはいまいちなところも・・
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脚本を担当したソーキンは実際にマーク・ザッカーバーグに取材を申し込んだが断られた。
完成した映画・書籍はfacebook側の協力は得ずに作られている。
ザッカーバーグは全米公開後に映画館を借しきり、facebook社員全員と共に見た。
「映画の中でキャストが着ているシャツやフリースは、実際僕が着ているものと同じだよ」と、衣裳に関しては評価した。
マスターの評価。
★★★☆☆っつ。