以前、YAMAHAのアンプ「
CA-1000Ⅱ」とチューナー「
CT-600」の記事を書きました。
で、この二つを一緒に使うと美しいというようなことを言いました。
その後、仕事場のアンプを「
CA-600」にしたことも書きました。
当然、先の理論から言えば、仕事場のチューナーも、木目の美しいCAシリーズにしたい。
といって、「CA-600」、\75,000のアンプに「CT-600」、\60,000ではもったいない。
このシリーズのチューナーでは「CT-800」が68,000円、「CT-600」が60,000円、「CT-400」が40,000円。
バランス的には、「CA-600」には「CT-400」ぐらいがいい。
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(コレは僕の勝手な理論である。
当時もお金を持っている人ならチューナーにもアンプ並みにお金を掛けたハズ。
「CA-400」というアンプもあり、これを買った人はCAシリーズでチューナーを統一しようとすれば、必然的にCAシリーズのチューナーの最下級モデルは「CA-400」以上を買うことになる。
アンプより高いチューナーを買うということは、よほどの変人か、電気店のセールスミスしか考えれない。
よって、「CA-400」には「CT-400」ということになる。
このことから、僕の理論は、当時の僕の周りの人間だけで通じていた理論で、メーカーの推奨とは違うということが判断できる。
が、「CA-1000」はあるのに「CT-1000」が発売になるのは78年頃。
73年発売の「CA-1000」を購入した人は400、600、800の中から選ぶようになるので、結局、好みと予算ということだろう・・)
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が、そう易々見つかるわけが・・・・・・・・
ありました!中古のオーディオを扱うお店で偶然にも見つけました!
CT-400僕も「CT-400」は初めて触ります。
「CT-600」に比べると二つのチューニングメーターの窓が小さい。
選局時にチューニングツマミに手を触れると自動的にAFCがOFFになり、さらに受信する局と同調をとったあとツマミから手を離すとAFCがONになるAFC回路が付いていないよう。
(AFCのランプが無いことから判断。付いていたらゴメン。)
ダイヤル指針もランプが無い。
全体に「CT-600」と「CT-400」では、結構違いがあり、400はそれなりにショボイ。
それでも普通のチューナーに比べれば、木枠にシルバーの風格がゴージャス。
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格安でゲット出来たのでうれしい。
CAシリーズのアンプを持っていなければ重いだけのチューナー。
しかし、格安だったとはいえ、他の中古のチューナーよりは高かった。
機能というより、定価に対して価格を設定するからであろう。
ラジオなのだから、軽くて同等に受信出来れば安いほうがいい。
CAシリーズのアンプを持っている人以外手を出さないだろう。