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ウォッチメン = Watchmen =オフィシャルサイト【 製作年 】 2009年
【 製作国 】 アメリカ
【 配給 】 パラマウント ピクチャーズ ジャパン
【 スタッフ 】
監督:ザック・スナイダー
製作総指揮:ハーブ・ゲインズ / トーマス・タル
製作:ローレンス・ゴードン / ロイド・レヴィン / デボラ・スナ イダー
原作:デイヴ・ギボンズ
【 キャスト 】
ジャッキー・アール・へイリー
パトリック・ウィルソン
ビリー・クラダップ
マリン・アッカーマン
マシュー・グード
ジェフリー・ディーン・モーガン
他
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あらすじジョン・F・ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機など、世界で起きた数々の事件を見守ってきたヒーローたち“ウォッチメン”。
しかし、かつてウォッチメンだった男の一人が暗殺される事態が発生。
殺害現場には、血のついたスマイル・バッジが残されていた。
しかも、ウォッチメンたちの殺害はその後も続き……。
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『ウォッチメン』(Watchmen)は、アラン・ムーア原作、デイヴ・ギボンズ作画による、12巻のアメリカン・コミックです。
最初のシリーズは1986年から1987年にわたり、DCコミックから月刊誌として出版され、後にグラフィックノベルとして一冊にまとめられました。
「R-15」の指定があります。
以前の「
ダークナイト」の際に書いたことなんですが、現在のアメリカンコミックは成人読者を呼び戻そうという動きがあります。
昔の日本人が思い描くポップな漫画から、バイオレンス的で、性の描写も多くなってきています。
一般に、フランク・ミラーの『バットマン:ダークナイト・リターンズ』やアート・スピーゲルマンの『マウス』と共に、『ウォッチメン』はアメリカン・コミックの分野における道標的作品であり、1950年代以降はアメリカン・コミックから失われていた成人読者を、再びこのジャンルに呼び戻した作品であると見なされています。
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『ウォッチメン』はカービー賞とアイズナー賞を受賞し、更に1988年にはヒューゴー賞の特別部門に選ばれ、同賞を受賞した唯一の漫画作品となりました。
2005年には、タイム誌によって1923年以降に発表された長編小説ベスト100に選ばれました。
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感想ずっと観たかった映画です。
ヒーローといえども人間。
完全な聖人君子ではないヒーロー達。
このあたりの問題定義はマーベルのヒーロー「スパイダーマン」でも扱っていましたが、もっとドロドロしています。
痛快なヒーロー物を好む人にはお勧めできません。
この映画も観る人を選ぶところがあります。
僕は各ヒーローのバッグラウンドが非常に面白く、三時間近い映画でしたが楽しめました。
映画会社の宣伝が、史実に基づく「ミステリー・サスペンス」のような宣伝文句になっていますので、それを期待していくとガッカリします。
あくまでもDCコミックのヒーロー物です。
僕もキラクターでは「ロールシャッハ」が一番好きです。
マスターの評価。
★★★☆☆三つ。