先日、店にて「ぽ○たま☆」さんの水着姿について、ハイレグが似合うだとか、ビキニがとか、当人を目の前にして失礼にも数人で語っていたりした。
昨日、雨でいつも自転車でプール通いの僕を、自分も行くのでと時間をズラしてジム&プールまで「ぽ○たま☆」さんが連れて行ってくれるとの連絡があり、ありがたく乗せていってもらう。
(実際は、女性一人で行くと周りが全て男性という状況もあるので不安なんだろう・・)
で、市民プールに付くと、大会の為一般の利用者入場不可。
ジムの方も利用出来ないとのこと。
僕はスケジュール表を持っていたのに・・・
そういえば「
マスカット球場」に「トレーニングジム」があることを思い出した。
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1995年にオープンした岡山県の倉敷マスカットスタジアム。
老朽化した運動公園の岡山県野球場の代替として1980年代から設置計画が進んでいた新球場。
両翼99.5m、センター122mの広さは、右中間左中間の深まりはなく甲子園よりやや狭いものの、天然芝に土のグランドでプレーしやすい球場だ。
30670人収容という規模なのだが、要するに外野の2階席を設置していないだけで、内野スタンドにいる感覚は5万人クラスの球場と何ら遜色はない。
「マスカットスタジアム/倉敷スポーツ公園のホームページ」球場だけではなく「テニスコート」や「スカッシュ」も楽しめます。
大きな地図で見る・・・・・・・・・・・・・・・
球場に着くと、駐車場入り口に野球帽を被った高校生ぐらいの男の子たちが、駐車場の整理をしていました。
球場の中から応援の鳴り物の音がしていて、
僕は「高校野球をしているのか・・」
と、思っていたら、運転していた「ぽ○たま☆」さんは窓をあけて、
「今日は何があるの?」
と、質問して、
「高校野球です!」
と、あたりまえの回答をされていた。
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「トレーニングジム」について入り口を見ると、
「初回トレーニング講習会(要予約)を受講しないと利用できません」
と書かれていた。
「どうする?野球でも観る?」
と、冗談で言ったら、
「観たい!観たい!」
とのこと。
妙に興奮しているので、よほどの野球好きとみた・・・
内野席のみの観覧のようで、入り口は一つ。
スロープを上がっていくと、
「大人500円」
の文字が・・・・
再度、
「どうする?」
と訊くと、バッグをゴソゴソして、サイフを車に忘れたとのこと。
僕が、立て替えてもいいと伝えると、ここまで来たのだから、是非観たいという「ぽ○たま☆」さん。
こうまでして観たいとは、よほどの
野球フリークと見た。
チケット売り場に行くと、元気な声で、
「こんにちわ」と言われ、
僕も負けずに、
「こんにちわ!」と、挨拶。
野球帽を被った高校生と女子高生、あと教師らしき大人がチケット売り場に居ました。

チケットを買い、入り口に行くと、キップもぎも野球帽の高校生。
「こんにちわ!」
僕も、
「こんにちわ!」
別の男の子が、
「パンフレット500円です。どうですか?!」
「いりません!」
と言って、今大会の出場校のパンフレットの販売所の前を通り抜けて中へ。
せっかくなので、バックネット裏中段へ。
対戦カードも判らないままの野球観戦。
とりあえず、ジムへ行く短時間の予定だったのと、今日も仕事があるので、今行われているゲームの終わりまでの約束で観戦。
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スコアボードを見ると、新庄(広島)VS開星(島根)。
五回の裏、後攻の開星(島根)の攻撃中。

席に座ると、開星の選手のヒット。
スコアボードを見ると「0対2」で開星のリード。
バッターがサードライナーを打ち、サードがダイレクト・キャッチ。
で、ファーストに玉を投げるが、当然アウトは確定している。
隣で「ぽ○たま☆」さんが、
「もっと早く走ればよかったのに・・・」と、一言。
「ハァ?」今、サードが一塁に投げたのは、ランナーの足をけん制してのことで、バッターは早く走っていても意味がないことを伝えると、
「だって私が小学校のソフトボールの時、フライを打って走らなかったら、イワイ先生に凄く怒られたし・・」
先生の名前を言われても、僕には判らないが、
「それは、フライを打ったから、守備が落球をする可能性がまだあるわけで、はなから諦めていたから怒ったのだと思う」
と、説明。
1点の追加点で5回が終わり、グランド整備。
6回表。
どうやら彼女にも新庄(広島)の方が0点に抑えられ負けていることが判ってきたようで、人間というのはどうも負けている側に肩入れするようである。
結局、新庄(広島)は6回も追加点は入らず、攻守交替。
裏の開星の攻撃も先頭打者がヒットで出れば、2塁へ盗塁。
タッチアップでランナーは3塁へ。
次の打者は詰まっていたが、ヒットで追加点。
「タッチアップがあったから、追加点につながったね」
というと、「ぽ○たま☆」さんはキョトンとした顔。
「タッチアップというのは・・・・」
と、説明していたら、知らぬ間にもう1点追加点を許し、どうにかチェンジ。
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7回、新庄の攻撃。
「ぽ○たま☆」さんは新庄の応援。
選手が撃つ。
喜ぶ「ぽ○たま☆」さん。
「ファールだよ。当たりはよかったけど・・・」
と、僕が言うと、
「ふーん。で、ファールって何点入るの?」
(↑の手前のボウズ頭の男の子が、僕らの会話を聞いて、時々笑っていた・・・)
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だんだん元気の無くなる新庄側応援席。
結局無得点で攻守交替。

(曇ってきて、照明が点く)
アンダースローの控えの投手を投入するも、追加点2点を許し「7対0」。
七回規定によりコールドゲーム でした。
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駐車場に向かいながら、
「どうして野球を見たがったの?」
と、訊くと、
「だって、マスカット球場の中には一度も入ったことがなかったから・・・」と、僕の予想を上回る回答でした。
ま、こんなことでもないと、高校野球の地区大会(しかも他府県)の試合の観戦なんかしなかったでしょう・・・・
運がいいのやら悪いのやら・・・