次に、仕事場で活躍しだしたプレーヤーが、DENONの「DP-37F」。
前回、「DP-50M」の時に、「オートの機能が欲しい」ということ書いた。
これは「フルオートプレーヤー」。

まず良い点。
手が離せない時でも、針がレコードの内側のミゾで「プツプツ」くりかえさない。
回転数とレコードサイズを合わせて「スタートボタン」を押すだけ。
(電源を入れた時点では、サイズは「30」、スピードは「33」。つまりLP用になっている)
電子サーボアームで、演奏中に針圧を変えれる。
サイズが以前よりコンパクト。
などです。
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悪い点。
時々、レコードによって、スタート時、レコードにうまく針が乗らない。
上記の状態のレコードでリピートしたとき、同じように針が乗らない。
ストレートアームにつき、現在ヘッドシェル(カートリッジを取り付ける部分)が販売されていない。
などです。
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と気に入らない点も書きましたが「フルオート」のプレーヤーとしてはよく出来てると思います。
自宅にもステレオセットがあり、マニュアルの「DP-55M(以前書いたDP-50Mの後継機種)」と一緒にDP-37Fも使ってます。(つまりDP-37Fは自宅と仕事場の二台所有してるってこと)

(左が自宅のDP-37F)
手のかかる方が好みという僕にはイマイチかなとも思ったのですが、便利なので同じものをもう一台、中古で購入しました。
これからアナログオーディオを楽しみたいという人には丁度良い機種と思います。
既に製造中止(1991年頃の製品)ですが、オークションなどで良く見かけます。
未だにメーカーサイトで「取り扱い説明書」もダウンロード出来ます。
メーカーサイト。
最近、またアナログ人気により、メーカーからPhono入力(普通、レコードプレーヤーは出力が小さいので専用の入力が必要)が付いたミニコンポも出ています。
こんなの。
昔より、かなり高性能で高音質。
こういうのに繋いで楽しんでもいいですね。
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実は通ぶっている割に、使用頻度はマニュアルよりこちらが多い。
パソコンで、アナログディスクをCD-Rにダビングする際、マニュアルより、スタートボタン一つで操作できるDP-37Fだと、結構楽。
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ただね、カートリッジを替えてしまえば関係ないんだけど、付属の交換針が結構高価。
中古で買った値段より高い交換針で聴いてます。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。