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あなたに今夜はワインをふりかけ
昔から
沢田研二はちょっと好きだった。
弾き語りでも「
時の過ぎ行くままに」なんかを時々。
凸凹楽団で一緒にやっている山ちゃん曰く、
「GからB7に移るコード進行が男らしい」とのこと。
「コバルトの季節の中で」も好きな曲の上位に入るのだが、
なぜか好きなのが「
あなたに今夜はワインをふりかけ」。
この曲は当時中学だったのだが、はじめて聞いたのは父の2回目の結婚式の披露宴の席である。
沢田研二ファンの父の会社の従業員の女のの子が二人で歌っていた。
最近、ぱすぽぅとのマスターとジュリーの話をしていて、思い出したように聞きまくる。
「
危険なふたり」も改めて聞くと井上堯之バンドの演奏がいいね。
昨晩はジュリーを大音量で聴いた夜だった。
メールが多い一日。
今日(4/24)はやたらメールがあった。
内容は、CHEER DOWNの記事を見たよって内容が大半。
先日の記事に書いたのだが、取材を受けた雑誌の発売が今日だったようだ。
25日が発売と思っていたのだが、一日早く手にした人からのメールであった。
いろいろ聞かれても生地を見ていないので判らない。
逆にこちらが、
「どんなふうに写ってる?」
などと聞く始末。
で、仕事場へ行くと雑誌社から雑誌が届いていた。
で、記事を確認する。微妙に引きつっている顔がプリティーだね。
てか、成人してからの写真は数えるぐらいしか持っていない。
記事を読んでいる間にもメールは届く。
「見たよ」って・・・・
結構見ている人がいたのにびっくりしながら、その雑誌のライブ情報で「ぱっちわぁく」のライブのチェックをする。
ロッキー・ザ・ファイナル
「ロッキー」シリーズは別に好きな映画ではなかった。
昔、シルベスター・スタローンよりはアーノルド・シュワルツネッガーにインテリジェンスを感じ、シュワちゃんファンだった。
現にシュワちゃんはウィスコンシン大学で経営学と国際経済学の学位を得たインテリ。
が、「
ロッキー・ザ・ファイナル」を観て少し考えが変わった。
スタローンの分身ともいえるロッキー。
劇中も学の無さをわざとだす。
たとえば、
「ジャマイカ?ああヨーロッパね」というようなセリフ。
昔からスタローンのロッキーのイメージから、スタローン自身が学の無い人と勘違いしていた。
特にあの喋り方が嫌だった。
実は、出産時に医師のミスにより顔面の左側(特に唇、顎、舌)の神経に傷がつき麻痺を起こしたことが原因で言語障害を発症。
それが元で、イジメなどを受ける。
この辺の事情を知らなかったので、この20年ぐらいスタローンの話題になると、喋り方について悪口を言っていた。
「
ロッキー・ザ・ファイナル」の話に戻すのだが、不覚にも泣けてしまった。
『ロッキー』にチラリと登場していた不良少女のマリーが今はシングルマザーとなり、ロッキーとの旧交を温めるエピソードに涙。
エイドリアンの忘れ形見の息子との確執。
が、実の父親が身体を張って話しかければ耳を貸さない息子っていない。
ロッキーが息子に熱く語るシーンで涙。
今回はロッキーがリングにあがるのは、自分の中で燻ぶっていたものを燃焼させるため。
復讐や挑発によってリングにあがるのではない。
決戦の日が決まった。
生卵を飲み、フィラデルフィアの町を駆け抜ける。
フィラデルフィア美術館の大階段を駆け上がる不滅の名シーンの再現。
ここも泣くしかないでしょ。
決戦は勝ち負けを超越した奇跡的な感動を観ているものに与える。
挫折をしても這い上がろうとするロッキーの生き様は、多くの人に感動を与えてきた。
が、そういう強いロッキーに若い時分は抵抗があった。
今回のロッキーは自分の「老い」「心の弱さ」なども全て認め、なりふりかまわず戦おうとする。
まるでスタローンが、老いたといえども肉体派でがんばるという意地を見せるように・・・
アーノルド・シュワルツネッガーは2003年にカリフォルニア州知事になって、「ターミネーター4」に出演しないことが決定しているし。
世の中年以上の男性には、特に観て欲しい映画である。
「ロッキー」という生き方(何度も挫折しかけようとも、そのたびに這い上がり、不屈の闘志を奮い起こす)を観ることが、人生において何かの助けになるかも知れない。
高校大パニック
昔、中学生の頃テレビで見た映画で非常に印象深い映画があった。
最近まで映画のタイトルが判らず、ビデオやDVDを探すことが出来なかった。
以前、邦画をよく見ているcentury plant氏に大体のあらすじを話したのだが「知らない」とのこと。
その後も何人かに聞いて回る。
「浅野温子が女子高生役ででているんですよ」
と、決め言葉のようになっていた。
賢明なみなさんなら思うはず、
『浅野温子で検索すれば?』
僕の頭にはまったく無かった・・・・
やっと気が付き、「浅野温子」で検索。
それと思しきタイトルは、
『高校大パニック』
調べた結果、DVDは既に廃盤。
無いと判るとよけい欲しくなる。
で、合法手段で手に入れる。いやー、便利な世の中になったもんだ・・ネットの力ってスゴイ(ただのオークションをもったいぶって・・)。
で、見ましたよ。中学生の時にテレビで見て以来です。
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制作年・1978年
題名・高校大パニック
制作・日活
監督・石井聰亙、沢田幸弘
脚本・神波史男
原案・石井聰亙、大屋龍二
音楽・スペース・サーカス
美術・川船夏夫
出演・山本茂
・浅野温子
・泉谷しげる(友情出演)
ストーリー
福岡の名門高校・中州高校の3年生・田中が受験を苦にビルの屋上から飛び降り自殺をした。
翌朝、高校では、校長が学校の伝統と権威を守ろうと、校内放送で彼の自殺の無意味さを説き、田中のクラス・3年7組では、担任の数学教師・伊原が何事も無かったように授業を始めようとしていた。
そんな伊原の態度に憤激した生徒の城野は彼を罵倒して学校を飛び出す。
やがて盗んだライフルを手に教室に戻ってきた城野は、「数学できんがなんで悪いー!」「殺したるー!」と叫ぶや伊原に向けてライフルを乱射、伊原は銃弾を受けて絶命した。
県警が乗り出してきて、警官、教師、やがて呼ばれてきた城野の両親などが次々に説得を試みるが、頑として城野は聞き入れず、浅野温子演じる村上美穂子を含む、数人の生徒を人質に図書館に閉じこもる。
特捜課長の栗田は、密かに「特殊銃隊」の出動を県警に要請するのだった…。
少年は屋上に追い詰められた。
その少年に恐れ気もなく従う少女。
幸い人目につかない屋上の物置に潜んだ少年と少女に催涙弾が発射される。
警察のスナイパーが撃ったのは少女だった。
少年は泣きながら警官隊に逮捕される。
「補習があるんだ!模擬試験があるんだ!」と喚き散らす少年が連行されて行った。
少女の死は「事故」として片付けられた。
警官隊が去り、少年が去り、校庭には少女の遺体だけが残された。
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なんと70年代している映画。70年代の鬱屈した青春時代の閉息感。
沢田研二の「太陽を盗んだ男」も大好きなのだが、このあたりの空気は日本の70年代独特のものなのかも。
教師に向けて発砲するということが当時どれほどショッキングだったことか?
(自分に向けて発砲され、それまでは城野に理解を示していた教師の緒方(河原崎長一郎 )の豹変ぶりが僕は好き。 )
まだ教師の地位が地に落ちていない時代の作品。
この作品の浅野温子はクールビューティー。
原作は1977年の石井聰互の同名8mm自主映画。
こちらも是非見たいものだ。
米・バージニアの乱射事件が起こったのは、この映画を観終わった次の日だった・・・・
ホイトルが吼えに来た!!
先日知人からメールが来た。
「16日に営業していれば行きたい」という内容。
知人と言ったが、メールを見たとき一瞬判らなかった。
その知人とは以前ネットの世界でウロウロしている時に知り合ったホイトル氏だった。
ホイトル氏の「
ホイトルか吼えとる」には以前ちょくちょく顔をだしていた。
で、昨晩ホイトル氏と毛糸さんともうお一人の計3名、自分を含めて4人のプチオフ会。
3/25にakihiroくんが来て(
3/26の記事)、今日はホイトルさん達。
毛糸さんは以前ホイトルさんのところで、倉敷の話題になったとき、
「倉敷って日本のバチカン市国みたいだね」
という発言に「なるほどな」と関心したのを覚えていたのでお名前を聞いてすぐ思い出した。
毛糸さんのHP「毛糸の穴」は
こちら。
もうお一方は、僕がネットにあまり顔を出さなくなってからのお二人のお知り合いのようである。
ハンドルネームをお伺いするのを忘れたのだが、やはり音楽好きの快男児であった。
好きな音楽の話をしているとアッという間に時間は過ぎた。
僕もまた暇なときは、いろいろなところへ顔を出したいなと思った。
ホイトル氏が僕に言った、
「思った通りの人だった」
という発言が誉め言葉なのかどうなのか・・・
仕事柄少し謎めいて見られるのが好みではあるのだが(どんな仕事や!)・・・
ホイトル氏は以前から只者では無いと思っていたのだが、想像通り「只者ではなかった」
毛糸さんもホムペの感じ通りのステキな女性であった。
もうお一方はご近所とのこと。
「これからもちょくちょく覗きます」ということをおっしゃってくださったので、これからのお付き合いが楽しみである。
嬉しいひと時でした。御三方ありがとうございました。
有山じゅんじさんのライブにて。と、そのご利益。
先日の記事のとおり、
有山じゅんじさんのライブが
ぱすぽぅとさんで昨晩ありました。
Tちゃん、Naoちゃん達と駆けつける。

ばっちわぁくの演奏は短いながらも出来がよかった。
CDを買ったTちゃんも満足していた。
有山さんのステージも楽しく、店をサボって観にいったかいがあった。
よいステージというのはあっというまに時間が経つ。
一番良い席で楽しめたと思う。
TちゃんはCDを買って、有山さんにサインを貰って喜んでいた。
有山さんはこの後すぐに大阪に帰るとのこと。
で、あわてて店に帰り、張り紙を外し、営業開始。
Tちゃんとライブの感想などを話していると、ケイトとジェイクがやってくる。
ケイトは時々やってくる英語の先生で23歳のカワイイ女の子。
ジェイクは同郷のケイトを頼って観光に来ているハンサムな青年。
この前CHEER DOWNに来て、この後京都に行くと言っていたのだが、その後の旅の感想をしきりに話してくれる。
僕の英語力も怪しいのだが、こんな感じだった。
僕「京都は楽しかった?」
ジ「桜がとても綺麗だった」
僕「それは丸山公園ですか?」
ジ「その通り。京都の後名古屋、長野、姫路なんかも行った。その後岡山に戻って高梁市に行った。高梁はとても良い町だった。とても気に入っている。姫路城もとても大きくて感動したよ」
僕「姫路城はニックネームがあって白鷺城(White heron castle)というんだよ」
ジ「オオ。知ってるよ。岡山城は黒いからニックネームを烏城(Black crow castle)と言うんだよね」
などと言っているとライブに行き損ねたYnaさんがやって来る。
ジェイクの隣に座るのだが、目が合ったからとジェイクがまったく日本語をタメなのも知らず、カタカナ英語で挨拶。
で、話しかけてくるジェイクに慌てて身振り手振りのおかしな動きのYnaさんだった。
それでもハンサムな青年とは話をしたいのか懸命に話をしようとしていた。
ジェイクの「何歳ですか?」の問いに答えようとしないので、僕が変わりに、
「彼女は17歳だよ」
と適当に言っておく。
補足で、
「彼女はこの店で時々ライブをしている。とても良い歌を歌っていて、ファンも増えてきてる。良かったら次回観に来てね」
と、Ynaさんのライブスケジュールを教えておく。
ジェイクは日本酒が好きになったようで、国へのお土産に買って帰るとのこと。
吟醸、純米、醸造と同じ銘柄でもランクがあることを教え、「福」の字と「寿」の字の入った枡を二つプレゼントする。
すると、この漢字の意味を教えろという。
説明に30分掛かる。
その後も店を遅く開けたにも関わらず、お客が閉店まで入れ替わり立ち代り。
これはひょっとしたら有山さんの歌のご利益?
大阪は門真方面に向かって手を合わす。
13日の金曜日
13日の金曜日だった。
Tちゃんがやって来る。
「ミニライブもうすぐ始まるから」
Y下くんがやって来る。しばし雑談。
TちゃんもY下くんも独身なのでくっ付けようかと画策するが、なぜか「ぱっちわぁく」のCDの話になり、Tちゃんに売りつけることに・・
Ynaさんがやって来てスタート。

CD販売のためにファーストから何曲か歌うように伝えるも、譜面が無く結局新曲を歌う。

途中Ynaさんが好意を寄せているK氏がやって来る。
座るところを探しているK氏に、
「ここが開いてますよ」
と、自分の隣の席を勧めたYnaさんは、いつものオットリしたキャラとは違い素早かった。
その後人数も増えたので僕も久しぶりに数曲歌う。
YnaさんはK氏が見に来てくれたので少し緊張。

K氏と聞きながら少し話す。
先日記載したCHEER DOWNの前の桜(「
桜 パートⅢ」の記事)に出てきたTさんはK氏の友人。
TさんはYnaさんに好意を寄せるが、YnaさんはK氏に好意を寄せているという三角関係。
と言っても、殆どネタのようになっているのだが。
Ynaさんが歌う「青春の坂道」はK氏が好きな曲だったらしい。
特に「13日の金曜日」と言っても不思議なことはおからなかった。
唯一怖かったのは、ぱっちのCDを買ったTちゃんが、
「まだCD聞いてないけど、今のところマスターの勧めで買ったものにハズレがないから」と言ったこと。
彼女、以前僕がフリーのライブを見ていたら、
「このバンドかっこいいね」
と、次の日にAmazonでCDとDVDを注文してしまったという女性にはめずらしい渋好み。
現在僕の周りのフリーファンは、ぱすぽぅとのマスターとTちゃん。
徐々に僕のフリー布教活動は浸透していく・・・
そういえば、ぱっちが前座をつとめる「
有山じゅんじ」さんのライブがある。
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4月15日(Sun) 20:00 Start ( 19:30 Open )
有山じゅんじ
オープニングアクト: ぱっちわぁく (山下浩史 & 畑元かおり)
チャージ ¥3,000 (ワンドリンク付)
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今食べたいモノ
最近、訳あってお菓子の類を食していない。
間食が出来ない状態だと、特に好物のお菓子が欲しくなる。
で、唐突だが僕の好きなお菓子の紹介。
それは
ギンビスの「アスパラガス」。

正式には「アスパラガスビスケット」なのだが、子供の頃から「アスパラガス」と呼んでいた。
本物のアスパラガスを食べたのは「アスパラガスビスケット」より後。
というか、「アスパラガス」というのは、このビスケットのことと思っていて、植物にアスパラガスがあるとは知らなかった。
このお菓子、たぶんご存知の人も多いはず。
僕がアスパラガスを食べるようになったのには訳がある。
それまではカールのチーズ味が好物だった。
(カールは発売当初、カレー味とチーズ味のみ)
が、淡い恋心を抱いていたたお姉さんが、
「ギンビスのアスパラガスって美味しいよね」と言いながら食べていた。
その頃NHKばかり観ていたのも、彼女の家が大半をNHKばかり観ていたから。
「新南総里見八犬伝」を観ながら「アスパラガス(ビスケット)」を食べるというのが決まりのようになっていた時期がある。
誰にでも思い出の食べ物ってあると思う。
未だにスーパーで見かけると買ってしまうお菓子。
あ、後子供の頃、僕のおばあちゃんはチョコレートが大好きだった。
そのチョコをくすねて食べていたのだが、一番好きだったのは、
不二屋の「メロディーチョコ」。

最近思い出すこともなかったお菓子だけど、一時メーカーがクローズアップされ、ふと思い出したチョコである。
チロルがもっぱらのチョコだった時代、高級な部類のチョコだった。
来月になったらアスパラガスビスケットと一緒に食べよう・・・・
仮面ライダー響鬼
今更ながら「
仮面ライダー響鬼」を観た。
平成ライダーは「アギト」止まりだった。
「響鬼」は周りの女性陣(ヤングミセス)が「良い」というので気になっていた。
ただ、最近の女性陣の「良い」はライダーの変身前のイケメンを指して発している言葉と受け止めていた。
が「響鬼」は充分キャリアを積んだ「細川茂樹」さんが演じている。
今までのように、イケメンの新人が出てきて「キャーキャー」言っているのとは違うのは感じていた。
で、今回鑑賞。
最初は「なんじゃコリャ?」と思っていた。
が、レンタル半額の日だったので沢山まとめて借りていたので借りている分だけでもと観続ける。
ストーリーに段々引き込まれ、劇場版まで後日観てしまいました。
はじめは「鬼」という設定に違和感を覚え、バイクも出てこないのに「ライダー?」と、とっつきにくかった。
技は「音撃」とかいう技。ライダーキックでは無い。
冷静に鑑賞してみると、登場人物の少年の高校生。
年齢は視聴している子供より年上。
主人公のライダーは30オーバー。
かなり突飛な設定と思った。
観ている子供に媚びていないのである。
思い返して観れば、子供の頃に見た映画「ジョニーは戦場へ行った」は「ガッチャマン」が好きだった少年にも「問題作」ということは伝わり、「サイコ」などもちゃんと小学生ながら意味が判って怖かったのだし。
子供は大人が思っている以上に大人であるのは、誰でも思い返せば判ることである。
劇中、少年が盲腸で倒れる。
退院後、自分の部屋でズボンに手を入れ、傷口を見ようとする。
そこへ母親が入ってきて、ズボンに手を入れている少年と目が合い、あわてて無言で立ち去る。
「えっ?」と訳がわからず戸惑う少年。
という場面があるのだが、笑いはしたものの、対象の視聴者である子供達は、さりげないこういうシーンで大人になっていくのである。
主人公が31歳というのもいいと思う。
昔は子供が束になっても敵わない大人って居た。
そういう周りに居た凄い大人が僕たちに色々なことを教えてくれた。
シリーズ前半は演技者や製作側も探り探りという感があるのだが、徐々に主人公以外のライダーや脇役のキャラも立ってきて感情移入出来てくる。
オヤッサン役の下條アトム氏は浅草のダンゴ屋さんである。
浅草でダンゴ屋で「オイチャン」と呼ばれていた氏のお父さんの下條正巳氏が前年に亡くなられたことを考えると、初めはあざとく感じ、抵抗を感じたのだが・・・(この辺のアトム氏の心情は特典映像のインタビューで知ることが出来、興味深い)
が、やはり朴訥とした感を入れながらも男を感じさせ、だれからも愛されるであろうキャラクターは「有り」であった。
先の少年のエピソートもそうだが、
「ヒビキ」が「オヤッサン」からのメールを読むシーンで「うるるん」のナレーションの口調の物真似をする。
僕は飲んでいたコーヒーを吹き出してしまった。
このような、小さな子供には判らないお笑いのシーンやストーリーも見所。
監督はエピソードによって変わる、
特に石田秀範監督はウルトラマンシリーズの実相寺昭雄監督にも通じる。正直、ヘタなコメディーより笑えた。
笑えるだけでかく、胸打つエピソードも多い。
恥ずかしいのだが、平成ライダーで初めて泣いた。
やはり熱い男の魂のこもった言葉には胸打つものがある。
ダラダラと感想とも言えない雑文を書いていても仕方が無い。
「仮面ライダーとは?」「異形」の者が人々に忌み嫌われようと(特に劇場版)、命を掛けて人々の為に戦う。「鬼」というモチーフは異色ではあるが、ヒロイズム、スピリッツの部分がしっかりしていれば「仮面ライダー」として成立するのであるということを改めて認識した。
「鬼」であっても(改造人間で無くても)、「響鬼」はリッパな「仮面ライダー」である。また、劇場版は時代劇となっている。
これも「響鬼」だから出来たことであろう。
バイクが馬に変わって、よけいカッコよく思ったのは僕だけだろうか?
細川氏を起用して「赤影」をリメイクしてくれないかな?などと思う。
2005年のライダーの事を今更ですが・・・・
桜 パートⅢ
また桜の季節。
今年もCHEER DOWNの前の桜もみごとに咲いています。

結局、開花は例年より少し早いぐらい。あの騒ぎはなんだったのだろう?
最近判明したのだけど、この桜。
CHEER DOWNの前の広い道が出来て緑地帯が出来た頃、最近時々来てくれるTさんのお父さんが勝手に植えたものらしい・・
その後緑地帯を管理する業者がやって来てトラブルになりかけたるのの、市に許可を取りにいき現在にいたる。
この話人づてに聞いたのでTさんに、
「あの桜、Tさんのお父さんが植えたんですよね」と、言うと
「え?なんでマスターが知ってるの?まあ、マスターが知ってくれているだけでも親父の供養になるな・・・」
「あ、お父さん亡くなられたんですか・・スミマセン」
「生きてるよ」
というのは本当にあったやり取り、日本語の使い方の怪しい快男児である。
野次馬
そういえば書くのを忘れていました。
先日、とある情報雑誌からCHEER DOWNの取材の申し入れがあった。
いつもなら丁寧にお断りするのだが、電話を掛けて来た元気一杯の担当女性の声に魅せられ承諾してしまった・・・
なぜ「いつもなら丁寧にお断りする」のかというのは、以前手伝いに行っていたお店がテレビの取材を受け、その後にわかにお客が増えた。
で、おなじみさんの席がしばらく無い状態が続いた。
ブームが去った後には誰もいなかったという状態を経験した。
今の店をオープンしてからもそういう話は時々言ってこられるが、大体においてマスコミや活字を書く人って高い位置から物を言ってくる。
「流行らない店を救ってあげてる」という意識があるのだろう。
こういう高い位置からの言動を感じた瞬間、私は相手に対してイジワルな人間に変貌する。
今回、実際に取材にこられた女性は電話のとおりだった。
正直、こんな小さな店にお客が殺到しても10席なのであまり意味は無い。
ただただ電話の女性が気になって会ってもいいかなという助平心でしかなかった。
CHEER DOWNは隠れ家的に思っているお客様も多かったので、
「マスコミベースではもう二度と宣伝しない。ホムペだけでいい」
などと言っていたので取材を承諾したことは心苦しく思っていた。
取材に来る数日前に店内にいたYさん(写真に写ると手首の消える)に、今回取材を受ける話をした。
すると当日Yさんは、野次馬根性で取材中の私を冷やかそうと画策。
一人で来るのは臆したのかY下くんに電話。
Y「今日一緒にCHEER DOWNに行かない?」
Y下「今ライブを見に来ているんですよ。ですから無理っす」一人でCHEER DOWNに来たYさんは、Y下くんに袖にされたことをブリブリ言っていた。
後日Y下くんに、
「Yさんの誘いを袖にしたアンタはエライ。彼女は男性に袖にされたことが無いから後が怖いなぁ」と誉めておいた。少しビビッていた。
話は逸れたが取材の件以上に楽しいことがあったので、今回は「良し」ということで。
取材内容がマニアックな内容だったので、お客が殺到ということは無いと思うのだが・・・
おなじみさんとの話のタネにはいいぐらいの出来事だと思う。
ヘビー・メタルは本来彼らのための言葉だった・・
書くのが遅くなったが、3月9日に
BOSTONのボーカリストのブラッド・デルプが亡くなった。
BOSTONは僕が中学生の頃にデビュー。
(「産業ロック」という名称は最近知ったのだが、フォーリナーやボストン、ジャーニーあたりを言うらしい・・)
昔、楽器屋へ行けば、ギター小僧はみんなツェッペリンの「天国への階段」を試奏する。
少し前だとクラプトンの「ティアーズ・イン・ヘブン」が楽器屋のあちこちから聞こえてきていた。
70年中期、マサチューセッツ工科大学卒のトム・シュルツ率いるBOSTONが現れた時期、楽器屋のギターコーナーでは「宇宙の彼方へ(なんちゅう邦題や!)原題「More Than A Feeling」の『ガーッ、ガーガ、ガッガッガ♪』のあのカッティングが聞こえていた。
当時、ビートルズや古い定番のロックばかり聴いていた僕は、
「あの(妙に頭に残る)フレーズは?」と、近所に住むロック大好きの友人に聞く。
当時すでに古いモノとなっていたビートルズ、クリームなどを聞いていた僕に対し、彼は当時の新しいロックのキッス、クイーン、ピーター・フランプトン、チープトリックなども聞きまくっていた。特にエアロスミスは彼に教えてもらいビートルズ並に好きになった。
「あれはBOSTONのデビュー曲っちゃ」と、怪しげな博多弁で教えてくれた。
博多に住んだことも無い彼が博多弁を使っていたのは、彼の敬愛するシーナ・アンド・ロケッツの鮎川誠氏の影響。
その後彼は九州大学に合格。博多弁にも磨きを掛けることとなる。
僕の60年代のロック。70年以降のロックに関しては彼の影響が大きい。僕にとってのザビエルのような存在だった。
で、話はそれたが、BOSTONはトム・シュルツがファースト・アルバムのデモテープを作りレコード会社に送る。
で、それが認められ、デビューにあたり作られたバンド。
殆どトム・シュルツだけのワンマンバンドではあるのだが、でも耳にこびり付くボーカルはブラッド・デルプ。
トムの為に作られたバンドでもあるため、メンバーはかなり代わったがブラッド・デルプは最新作でもハイトーンのボーカルを聞かせてくれた。
今宵はBOSTONを聞こう・・・・・
↑衝撃のデビュー作。
これ聞いてないと、人生の半分損したようなもの・・・(言いすぎゴメン)
四月馬鹿
本日(昨日)はエイプリルフール。
が、日をまたぐ仕事をしているとあまり日付の感覚がなく、今日が四月一日だったと気づいたのも12時を回ってから・・・
昨年も同じような状況で、
「来年こそ、みんなの驚くウソをついてやる」
と思いつつ、今年もチャンスを逃してしまった・・・
あ、そういえばこの季節の恒例行事・・・
先日バーベキューをした際、昨年に続きまたしても不可解な写真が・・・

一番右の男性の背中になにやら猫の目のようなものが・・・
昨年は肌襦袢の女性だったのに・・・
あくまでもネタです。