このページ内の記事タイトルリスト
ズブロッカ
ZUBROWKA-ズブロッカ-今回はウォッカです。
・・・・・・・・・・・・・
ポーランド東部ビアロウイツァの森に群生しているのがズブロッカ草です。
左の写真のように、ボトルの中に一本の草が入っています。
ズブロッカという草はカヤの一種で、ズブラという野牛が好んで食べます。
ラベルに描かれている牛ですね。
で、猛牛が好んで食べる草のエキスが配合されている酒なので、このお酒は強精にも効果があるといわれています。
ほんのり甘く、桜餅のような香りがします。
カクテルベースにするよりは、冷凍庫で冷やし、ロックかオン・ザ・ロックがよいと思います。
私の先輩達は、一本空ける度に中の草を取りだし次のボトルに入れる。で、最後に何本入っているかで空けた本数を数える。
という、無茶な飲み方をしていたそうです。
美味しくて精のつくお酒、『ズブロッカ』でした。
ボンベイ・サファイヤ

・・・・・・・・・・・・・・・
ここでジンについて少し・・・
ジンは元々オランダ生まれのお酒です。
オランダのライデンの町ライデン大学の医学部フランツ・デ・レ・ポエという医学者によって作られました。
博士はアルコール液にジュニパー・ベリー(杜松の実)を浸漬して解熱剤として薬局で販売したのです。
名称はジュニパー・ベリーのフランス語、ジュニエーヴェルにちなみ、ジュニエーヴェル・ワインとしました。
このジュニエーベルがイギリスに伝わった際、縮まって『ジン』となったのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボンベイ・サファイヤ今回のボンベイ・サファイヤは1761年から独自の製法を守っているジンです。
選りすぐられたスコットランドの穀物からスピリッツを蒸留し、その蒸気を、ジュニパー・ベリーをはじめ10種類の植物に時間をかけて通します。
上の写真参照。
ボトルの側面に使用する植物のイラストが描いてある。
片面5種類で、左右で計10種類)ラベルの中央の女性は、19世紀のイングランド王国のビクトリア女王。イギリス最盛期の女王です。

このジンはロンドン・ジンの中でも特別です。
まず、ジンといえばジニパー・ベリーの香りがしますが、10種もの植物のため複雑な香りです。
その10種の中にはレモン・ピール(レモンの皮)も含まれています。
ですので、よくジンなどにライムなどを入れて飲みますが、出来れば冷凍庫でよく冷やし、凍らせたグラスで、コールド・ジンにてその複雑な味わいを楽しんで欲しい一品です。
ただ、アルコール度数が47度と普通のジンより高めなので、オン・ザ・ロックでもいいでしょう。
女性に高価な宝石を贈る前に、このサファイヤなんかどうでしょう。
オフィシャルサイト
Mount Gay Refined Eclipse Barbados Rum
昨晩の話。
HAMMERが久しぶりに彼女と、3周年の祝いをもってやってきてくれる。
彼が持ってきてくれたのはラム。
あ、山ちゃんからもラムいただきました・・・ありがとう。
で、HAMMERの持ってきたラム、よく知らないラムだった。
「マウント・ゲイ??」
HAMMER曰く「ゲイ」ってところに惹かれたとのこと・・・
西インド諸島というところまで判ったのだが、後が不明。

で、調べたわけよ・・・
設立 1663年
原料 糖蜜
発酵 糖蜜に加水し、加熱殺菌してから培養酵母を加える。オーク材で造られた醗酵槽にて72時間醗酵、6~7%の醗酵液を造る。
蒸溜 単式蒸溜器と連続式蒸溜器の併用 。
コフィー・スティルにて96%前後のスピリッツ( Light )とポット・スティルにて二度蒸溜し、86%前後のスピリッツ( Heavy )を造る。
熟成 St.Micheal Facility に運び、2種類のスピリッツをそれぞれアルコール68%になるよう加水、輸入したバーボン樽を組みなおしたリ・チャー樽にて熟成させる。
熟成後、これらより以前に蒸溜されたラムとブレンドし、マイナス10度以下でフィルター処理・ボトリングする。
というようなことが書かれてる。
簡単に言うと、西インド諸島のバルバドス島産のラムで、
世界で最も古くから造られていると言われている逸品とのこと。
つまり、オイラが知らなかったというのはとても
恥だということ。
これを機会にラムにも強くならんとな・・・・