『CHEER DOWN』はジョージの曲名からです。エリック・クラプトンが音楽担当した映画『リーサルウェポン』シリーズ。そのシリーズの『リーサル・ウェポン2 炎の約束』のエンディング曲でもありました。91年のクラブトンとの来日コンサートでも元気に歌っていたのが今でも忘れられません。実は『CHEER DOWN』という英語は存在しません。ジョージの造語なんです。『がんばって!』と掛け声を掛ける時に『CHEER UP !』と言いますが、ジョージは『無理をしなくていいよ』という意味でこの言葉を作りました。

マスターの独り言

ここは小さなバー、CHEER DOWN。マスターの日記です。

このページ内の記事タイトルリスト

アヒルと鴨のコインロッカー / 伊坂幸太郎


アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

伊坂幸太郎の5本目の長編。

2003年11月、東京創元社の叢書ミステリ・フロンティアの第1回配本作品として刊行。

2006年12月、創元推理文庫に収録された。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。

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あらすじ

椎名は引っ越し先のアパートの隣人・河崎に「本屋で広辞苑を盗まないか」と誘われる。

断りきれなかった椎名は本屋から広辞苑を奪う手伝いをさせられてしまう。

その計画の後、河崎やペットショップの店長をしている麗子から2年前の話を聞かされることになる。

2年前の物語は琴美、その恋人であるキンレィ・ドルジ(ブータン人)、河崎、麗子を中心に展開する。

世間で多発しているペット惨殺事件の犯人たちに出会ったことにより、琴美が目を付けられてしまう。

琴美は何度も襲われるが、ドルジや河崎に助けられ、逆に犯人たちを捕まえようとする。

2年前の事件と現在の本屋襲撃が次第につながっていく。

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感想

2003年の「重力ピエロ」以来、伊坂幸太郎氏は好きな作家。

作品が作品ゆえ、ネタばれなるから書きづらいが、大どんでん返し以降は一気にのめりこむ。

映画版は原作よりコミカルで相違点もあるが、それでもおもしろかった。


アヒルと鴨のコインロッカー [DVD]


翳りゆく夏 / 赤井三尋


翳りゆく夏 (講談社文庫)

第49回江戸川乱歩賞受賞作。

受賞時のタイトルは、「二十年目の恩讐」でした。

2015年にWOWOWで渡部篤郎主演でテレビドラマ化されました。

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あらすじ

「誘拐犯の娘が新聞社に内定」 週刊誌のこのスクープが、大手新聞社・東西新聞を揺り動かす。

彼女に入社を辞退させないために重役たちは説得に出向き、窓際社員の梶は、社主の意向で20年前の誘拐事件を調べ直し始める。

収穫のないまま終わると思われていた再調査に、新しい事実が発覚し、封印されていた真相が明かされる。


感想

泣けました・・・・・

途中から、オチは読めたのですが、それでも「なぜ?」という部分を読んでいて、愛する故の悲しみを痛感。

DVDも観たいと思います。


連続ドラマW 翳りゆく夏 [DVD]


完訳 ペロー童話集



『シュレック』シリーズの人気キャラクターのネコを主人公にしたスピンオフ3Dアニメ映画『長ぐつをはいたネコ』がこの春にあった。

名前は「プス」。

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僕らの世代のアニメ映画『長ぐつをはいたネコ(長靴をはいた猫)』といえば、1969年春に「東映まんがまつり」で観た映画。

脚本は井上ひさし。
また、宮崎駿が原画マンとして参加していることで有名。

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1969年版あらすじ

ペロは、長靴をはいた勇気ある猫。
だがネズミを助けたことによって猫仲間から外され、三匹の殺し屋に追われる身に。
そんなある日、心優しき少年ピエールと出会い、一緒に旅をすることになったペロは、魔王ルシファに連れ去られたローザ姫を救うため、ピエールとともに大活躍!

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こちらは猫の名前が「ペロ」。

未だに「東映」の関連商品を買うと「ペロ」のシールを目にするはず。

長靴をはいた猫

「本当の名前は?」

僕は勝手に「ペロ」と思ってましたが、たぶん「ペロ」は原作者のシャルル・ペローから拝借した名前と気づく。

作品の内容もおぼろげにしか覚えていなかったので本屋でなにげに立ち読みすると、児童用にアレンジされているようである。

しかも、豪華なハードカバーで、「長靴をはいた猫」の一篇だけ。

挿絵なども不要なので、岩波の文庫で購入。

完訳 ペロー童話集 (岩波文庫)

完訳 ペロー童話集 (岩波文庫)完訳 ペロー童話集 (岩波文庫)
(1982/07/16)
シャルル ペロー

商品詳細を見る



ペロー(1628‐1703)の『童話集』は、民間伝承に材を得た物語集のうちでも最も古いものといってよい。

よく知られた「眠れる森の美女」「赤ずきんちゃん」「青ひげ」「長靴をはいた猫」「サンドリヨン(シンデレラ)」を始め、韻文で書かれた「ろばの皮」など全作品を収め、口承文芸研究の視点から注・解説を付した本。


童話の後にペローの書いた教訓がついていて、風刺が利いているので笑ってしまいます。

子どもに読み聞かせるより、大人が読む本としておすすめます。

「え?猫の名前」

是非、原作を読むことをお勧めします(笑)。






テーマ:小説 - ジャンル:小説・文学

スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス

スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス (竹書房文庫)スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス (竹書房文庫)
(2012/02/29)
テリー・ブルックス

商品詳細を見る


あらすじ

銀河共和国に見えざる脅威が迫りつつあった。

共和国の元老院では、辺境の星系を結ぶ交易ルートへの課税を巡って論争が巻き起こっていた。

貪欲な巨大企業体トレード・フェデレーション(通商連合)は武力で解決を図るべく、大規模な艦隊によって辺境の小さな惑星ナブーを封鎖した。

共和国議会がこの非常事態について終わりなき議論を繰り広げている間、最高議長ヴァローラムは紛争を調停するために、平和と正義の守護者であるジェダイ2名を密かにナブーに派遣したのだった。



全世界のファンが待望し、大ヒットを記録した映画『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』を完全小説化。

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Star Wars三部作に登場した人気キャラ、ダース・ベイダー。彼が普通の善良な子供だったころを描いた作品です。

映画では、こんなにかわいい子供がベイダーになぜと思いましたよね。

これから、旧三部作で残った謎が少しずつわかっていくのだと思いますが、これはその導入になります。

子供ながら恋するアナキン少年が微笑ましいです。

映画と少しだけ違うところもあるので、映画観た方は読んでみてください。

映画だけではわかりにくい、登場人物たちの性格や人間関係なども巧みに描かれています。意外にも展開は早いので、すぐに読み進められます。

映画を見ただけの人は是非読むべし。



テーマ:紹介したい本 - ジャンル:本・雑誌

なぞの宇宙人 / ボレシチューク

なぞの宇宙人

ボレシチューク作 / 袋一平 訳・高荷義之 絵

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あらすじ

モスクワの郊外に住む中学生コーリャ少年は、窓から雷が森に落ちるのを見る。

好奇心に駆られ、落雷のあった森に出かけ、ふしぎな石を拾う。

あやしい怪人の登場。

少女レーナとの出会い。

怪人に心を許すコーリャ。

ジンゲル青年との絆。

はたして、怪人は本当に人間の味方なのだろうか?

少年が知恵と勇気で宇宙を舞台に大冒険。

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感想

この本、実は人からお借りしたものです。

こちら。

この偕成社の「児童名作シリーズ」は、昔学校の図書室にも一巻の「ああ無情」から並んでいました。

この「なぞの宇宙人」があったかは記憶に無いですが、僕は途中から、以前も書いた「SF子ども図書館」のほうにいってしまいます・・

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本作は、1957年9月から12月にかけて、ソ連(現ロシア連邦)の「ピオネル」という少年雑誌に掲載されたそうです。

ちょっと突っ込みどころが多いですが、元が少年誌用ですから。

それでも結構「なるほど」という部分もあり、おもしろく読めました。

「幼いころに読めば熱中しただろうな」

とという感じ。

主人公、それを助ける青年、少女、博士。

この登場人物は、その後、いろいろな少年ものの、王道のようなキャスティングです。



まだ宇宙といえば太陽系が精いっぱいの時代。

逆に、今の時代のスペースオペラもののように、外宇宙まで飛躍しすぎていないのが親近感を覚えます。

当時は偕成社の「児童名作シリーズ」がダサく思え、ポップなイラストの「SF子ども図書館」のほうに惹かれていくのですが、今回の高荷氏の挿絵を観て、郷愁を覚えました。

僕が子供のころ「絵物語」というのが、まだかろうじて残っていました。

それらは漫画に取って代わられるのですが・・

新聞紙の日曜版とか、学習雑誌に掲載の、挿絵のついた小説です。

古くは山川惣治氏原作の「少年ケニヤ」(石川球太画の少年サンデー版ではない)が有名でしょう。

ま、「郷愁」を云々は、高荷氏の絵をプラモデルのパッケージや少年誌などのグラビアページで見慣れていたからかもしれません。

もっと早くから本を読んでいれば、この「児童名作シリーズ」も読破してから転校できていたのにと悔やまれます。

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袋一平

(ふくろ いっぺい、1897年10月17日 - 1971年7月2日)

翻訳家。東京生まれ。東京外語大ロシア語科卒。ロシア語の和訳を専門とした。

またソ連映画の研究家、日本山岳会会員。

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高荷 義之

(たかに よしゆき、1935年12月18日 - )イラストレーター。

群馬県前橋市出身。

少年雑誌、架空戦記の挿絵・表紙絵、プラモデルのボックスアートなどを数多く手がけ、師匠の小松崎茂と共にメカニックイラストの専門家として知られる。

1982年に「テレビランド」誌上で『戦闘メカ ザブングル』のイラストを発表。

ミリタリーアートの大家がロボットアニメの巨大メカを描くという意外性が反響を呼び、『超時空要塞マクロス』(今井科学・日本模型)、『機甲界ガリアン』(タカラ)などのボックスアートを担当。

アニメブーム下のキャラクターモデラーにも影響を与えた。

1984年には『風の谷のナウシカ』のポスター・パンフレット用イラストも描いている。

その他のアニメ作品では、『超時空世紀オーガス』(今井科学)、『超攻速ガルビオン 』(今井科学)、『ファイブスター物語』(ウェーブ)、『マクロス7』(ウェーブ)、『サクラ大戦』(マーミット)などがある。

2007年にはバンダイの宇宙戦艦ヤマトの大型キットのボックスアートを描いている。


『高荷義之プラモデル・パッケージの世界』 大日本絵画

『ワンダーアートタカニスタイル 高荷義之超現実画報』 オークラ出版

などがあります。






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