
安くCDがゲット出来る「Original Album Classics」シリーズ。
今回はサンタナ先生。
「Caravanserai / キャラバンサライ (1972)」
「Love,Devotion and Surrender / 魂の兄弟たち(1973)」(Carlos Santana & Mahavishnu John McLaughlin名義)
「Welcome / ウェルカム(1973)」
「Borboletta / 不死蝶 (1974)」
「Amigos / アミーゴ (1976)」
「Inner Secrets / 太陽の秘宝 (1978)」
「Marathon / マラソン (1979)」
「Zebop! / ジーバップ! (1981)」
「Shango / シャンゴ (1982)」
「Freedam / フリーダム (1987)」
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時系列になってはいるのだが、入ってて欲しいアルバムが抜けていたりする。
どういう基準で選んでいるのかはわからないが、とにかくサンタナを沢山聞きたいっていう人にはお勧め。
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今回購入した訳は、ファンの間では人気だが、ロックアイコンとしては今一つの「マラソン」。
他の代表作と違い、不人気故CDショップであまり見掛けなかった。
が、それでも高校生のころ、かなりお気に入りでヘビーローテーションだった。
「サンタナ=哀愁のヨーロッパ」という感じだが、僕はこの不人気のAORチックなアルバムが大好きだった。
やっとCDショップで見かけた。
が、国内盤で2,000円近く出すなら、このシリーズで1セット買える。
なら、良い機会なので10枚買っておこう。
ということでした。
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「魂の兄弟たち」というサンタナ(バンド)名義とは別の作品が今回紹介の中に入っていますが、このシリーズでカルロス・サンタナ、ソロ名義のボックスも出ています。
なら、最初から時系列どおりに出してくれればいいのに・・・
1. ホール・ロッタ・ラヴ feat.クリス・コーネル
2. キャント・ユー・ヒア・ミー・ノッキング feat.スコット・ウェイランド
3. サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ feat.ロブ・トーマス
4. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス feat.インディア.アリー&ヨーヨー・マ
5. フォトグラフ feat.クリス・ドートリー
6. バック・イン・ブラック feat.ナズ
7. ライダーズ・オン・ザ・ストーム feat.チェスター・ベニントン&レイ・マンザレク
8. スモーク・オン・ザ・ウォーター feat.ジャコビー・シャディックス
9. ダンス・ザ・ナイト・アウェイ feat.パット・モナハン
10. バング・ア・ゴング feat.ギャビン・ロスデイル
11. リトル・ウィング feat.ジョー・コッカー
12. アイ・エイント・スーパースティシャス feat.ジョニー・ラング
13. フォーチュネイト・サン feat.スコット・スタップ (ボーナス・トラック)
14. ラ・グランジ feat.浅井健一 (ボーナス・トラック)
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あまり「カバーもの」というのは好きでない。
困ったらカバーという風潮には「なんだかなぁ」と思っている。
が、ちょっと気になっていたカバー集があった。
それが今回のサンタナの「ギター・へヴン」。
まぁ、この人の場合、一ギタリストとして聴けば、カバーでも関係ないのかもしれない。
歌を歌う人ではないので、演奏家として考えればクラシカルな曲もありなのかも・・・
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カルロス・サンタナ5年振りの新作はグラミー9冠という破格の成功を収めたアルバム「スーパーナチュラル」発売10周年を記念した本作品。
買ったきっかけは、美しく流麗なI.アリーとヨーヨー・マ参加の「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」をネットラジオで聴いたからです。
一言「美しい・・・」と思い、本日購入。
で、他の曲も聴いたけど、やはりサンタナのギターはエモーショナル。
それとボーカリストの個性に絡むラテンのギターがカッコイイ。
「バング・ア・ゴング」はTレックスの「ゲットイット・オン」のこと。
これもラテンチックだけど、正しい解釈のカバーだと思う。
少なくともジョー・ペリー・プロジェクトのやっていたカバーよりはいい。
全体的には、その曲を知っている人間に「えーっ、変なの」と言わせない出来である。
ベックやクラプトンがロックをしなくなったころ、サンタナのロック大全集。
自分のテクニックの衰えで甘口のバラードのカバー集ではなく、かつてのライバルたちの名曲への挑戦というあたりも通常ありがちなカバー集とは異なる。
ここにあるのはロックギタリストならガンガンに弾きたくなる曲ばかり。
若手のヴォーカリスト達も曲にマッチしていてとてもパワフルです。
「
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ちょっと聴いてみてください。
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名盤になるかどうかは微妙だが、時々引っ張りだして聴くには飽きない一枚。
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